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【petit】土門熱だらけ~ちょっと大胆になって♡~ 人気第4位:犬 シナリオ公開(3)


おまたせいたしました☆

土門熱だらけ~ちょと大胆になって~ 第4位:犬 編のシナリオ公開を更新☆

シナリオを担当してくださった、正海春人先生が読みやすく、小説風に書き換えてくださってます!

 


Part.3『甘えん坊の本能』

好奇心旺盛なジョンの手は止まらなかった。それどころか、顔が近づいたと同時に唇を舐められてしまった。ジョンにしてみればいつものキスなのかもしれないが、長く唇を舐めたり、甘噛みするようなキスは、まるで恋人同士のそれだ。

「ジョ、ジョン、本当にそろそろ離してくれないと……」

なんとか止めようとしたが、ジョンには通じない。目を潤ませて甘えてくる。

「ご主人様ぁ……オレのこと、好き? オレは大好きだよ。でもオレ、今日一度も好きって言ってもらってない……嫌いになっちゃった?」
「も、勿論好きだよ」
「……っ、ご主人様っ!」

ギシッとベッドが深く軋む。ジョンは頬を紅潮させて潤んだ瞳で私を見下ろしていた。

「大好き……本当にすきな……ん……」
「!」

耐えられないと言うように、唇を重ねられた。突然のことにあっと言う間にジョンの舌が私の舌を絡め取った。

「可愛い……ご主人様ってこんなに小さかったんだね。んっ……それなのに俺のこといつも守ってくれて……これからはオレが守ってあげる……」

頬にキスをしたジョンは、そっと私の服に手をかけた。本能なのか、苦しそうに息を漏らして呟いた――。

「はぁ……オレ、もっとくっつきたい……もっとご主人様のこと知りたい。んっ……ご主人様の口……はぁ……美味しい……こんなの、知らなかった……んん……」

長いキスは、最早スキンシップの域を超えていた。

「ちょ、ちょっとこれ以上は……」
「ダメ。甘い匂いがして……もっと欲しい。はぁ……この服、どうやって取るの?」
「……っ、これは……」
「この服の下から、甘い匂いがしてるんだよ。う~~~~~~ん…………あ! わかった!」

悩んだ末に、再び私の服に手をかける。

「バンザイすればいいんでしょ? これ、パチパチってするのないもん」
「……ボタンね」
「それ? ボタン? でもこの服にはボタンないし……ご主人様、バンザイして」
「えっ……わっ――!?」

服をまくり上げられて、つい言われたままに手を上げてしまった。
一生懸命のジョンが、可愛く思えてしまっていたのだ。

「えっと……こうして……」

私の服を脱がせると、ジョンはまじまじとその視線を向けた。

「な、何……?」
「…………。オレのほうがおっきくなって、こうやって見ると、ご主人様って柔らかくて、小さくて、白くて、すごく綺麗でかわいい。それに……」
「……っ」

ジョンは私に覆い被さると、耳元で幸せそうに囁いた。

「すごくイイ匂いがする……ん……」
「ひゃっ!」
「――っ、その声、なあに? 可愛くて……すごくドキドキする……それ沢山聞きたい……ん……んん……」

何かのスイッチが入ったように、ジョンは求めるように私の耳や首筋を舐めていく。
さっきまでいた無邪気で可愛いジョンはもういない。目の前にいるのは、頬を赤らめて、切羽詰まったように熱い吐息を漏らす男の子だ――。


シナリオ公開は、今回でラスト!
なお、犬編は、ポケット★ドラマCDにて限定配信です!

2017年9月27日発売予定
あなたの1票で収録エピソードが決まる!
○○だらけシリーズ
ドラマCD「土門熱だらけ~ちょっと大胆になって♡~」
出演:土門熱
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※製作上の都合により、収録内容は変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。

 

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