Velvet Vice

Velvet Voice(ベルベットボイス)レーベルリリース一覧

【petit】土門熱だらけ~ちょっと大胆になって♡~ 人気第2位:AV男優 シナリオ公開(1)


おまたせいたしました☆

土門熱だらけ~ちょと大胆になって~ 第2位:AV男優 編のシナリオ公開を更新☆
シナリオを担当してくださった、正海春人先生が読みやすく、小説風に書き換えてくださってます!

 


Part.1『インタビュー』

今回の取材対象である九条昴さん。彼は私の取材メモを見て、すぐに私がセックスに対して苦手意識をもっていることに気が付いた。私が、セックスを義務か作業のように捉えているのではないかと、そう指摘したのだ。
図星だった。しかし、だからこそ嘘のない、現場で見たものを反映させた記事ができる気がすると話すと、彼は私のインタビューに本音で答えると言ってくれた。その言葉通り、彼は本当に沢山のことを語ってくれた。

「じゃあ、記事に関することはこんな感じでいいのかな」
「はい、遅くまですみません」
「いや、謝るのは俺の方。スタジオ使えなくてごめん。インタビューあるから、そのまま残らせてほしいって言ってあったんだけど、次が入ってたとは。そのせいで、途中で出ることになっちゃって……」
「大丈夫です。取材はどこでもできますから」
「そう、ならよかった。……じゃあ、このあとは打ち上げってことで、もう少しだけ飲んでいかない?」
「はい」

インタビューを終え、少し安心した。これで、特集内容に合う記事が書けそうな気がする。打ち上げ、ということで、もう少し話を聞かせてもらえるのかと思っていたが、今度は私が質問される番だった。

「あのさ……どうして良いものだと思わないの?」
「はい?」
「セックス。さっき言ってたでしょ」
「えっ……」
「言ってたっていうか、そういう顔、してたよね。あんまり良い思い出がないとか?」
「そういうわけじゃ……」

九条さんはまっすぐな目で私の答えを待っている。多分、セックスを仕事として大切に思っている彼の純粋な疑問なのだろう。言い淀んでいると、彼の方が口を開いた。

「じゃあ……恥ずかしい?」
「!」

図星を突かれて、思わず顔を上げる。彼は、私の反応に小さく微笑んでいた。

「当たり?」
「…………」

かあっと顔が熱くなって、視線を逸らした。笑われるかと思ったが、かけられた言葉は優しいものだった――。


本日の公開はここまで!次回の更新をお楽しみに!

2017年9月27日発売予定
あなたの1票で収録エピソードが決まる!
○○だらけシリーズ
ドラマCD「土門熱だらけ~ちょっと大胆になって♡~」
出演:土門熱
ご予約はこちら
ステラワース限定版のご予約はこちら
試聴はこちら

※製作上の都合により、収録内容は変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。

 

LINEで送る
Pocket

Velvet Voice(ベルベットボイス)レーベルリリース一覧
ページのトップへ