【かれピロ】同い年彼氏と思い出デートで♡編 シナリオ公開(2)
- 2017年10月23日
- 大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ
お待たせしました!12月発売「大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ」のシナリオ公開を更新です☆
今回も読みやすく、Hayami先生が書き換えてくださっていますよ!
“あなた”と彼は売店で買った焼きそばを食べながら、お喋りに花を咲かせていた。
「……ん、そうだ。食べ終わったら、あそこの二人乗りボート行こうよ。楽しそうじゃない?」
「いいね!」
“あなた”の視線の先には公園の真ん中あたりに位置する池があった。池には数隻のボートが浮かんでいる。
「だよね! ああいうのって乗ったことないなー。結構腕疲れるのかな? あ、でも平気。俺、最近鍛えてるの知ってるでしょ? 腕筋、だいぶついたんだよ」
「確かに、ちょっと腕太くなったような」
「おっ、わかる? あと腹筋も割りたいなー」
「そういえば、なんで最近鍛えてるの?」
「え……。……鍛える理由なんて、いっこしかないじゃん」
「なに?」
“あなた”は理由に思い当たらず、彼に問う。
「はあ……言わせるの、それ?」
「もっと、俺のこと好きになってもらいたいから。……それ以外にないって」
「あー……。ふふ、なるほど」
「っ……なんで笑うの! せっかく人が必死にさー……!」
「ごめんごめん、嬉しくて」
彼が顔を真っ赤にしながら言うのを見て、“あなた”は笑うのを止めなければと思いつつも、彼のあまりの可愛さに笑いを止められずにいた。
「……ははっ。まあ、嬉しいって思ってくれたんなら、いいけど」
「もぐっ……。ん、ごちそうさま! おいしかったー」
「私も、ごちそうさま」
“あなた”と彼は焼きそばを食べ終えると、満足そうに微笑み合う。
「お腹いっぱいになったね。はあ、外で食べるご飯って最高!」
「ん、ゴミこっち。ちょっと待ってて」
彼は“あなた”のゴミもひとまとめにすると立ち上がり、ゴミ箱に捨てに行った。
ゴミを捨て終えた彼は、“あなた”のところに戻ってくると、ボートのある池の方に視線を向ける。
「――さて、ボート行こっか!」
「うん!」
“あなた”も立ち上がり、二人で池へと向かって歩いて行く。
池が近付いてくるに従って、水辺特有の匂いが鼻についた。
「あ、乗ってる人、結構いるね。はは、みんな楽しそう」
「すみません、二人乗りのボート、お願いします。じゃあ、これで」
彼はさっと支払いを済ませると、“あなた”を振り返る。
「ほら、あそこの青いやつだって。行こう」
彼は岸に並ぶボートの一つを指差した。
本日の公開はここまで!
次回の公開をお待ちください!
2017年12月22日発売
大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ
同い年彼氏と思い出デートで♡編
出演:佐和真中
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