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【かれピロ】同い年彼氏と思い出デートで♡編 シナリオ公開(1)

お待たせしました!12月発売「大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ」のシナリオ公開を本日より開始です……!
今回も読みやすく、Hayami先生が書き換えてくださっていますよ!

自然公園を“あなた”と彼はのんびりと歩いていた。
木々のざわめきや鳥の声が優しく耳に届く。


「あー、いい空気!」

彼は大きく深呼吸をすると言った。

「ふふ、急にどうしたの?」

「んー? へへ、気持ちいいなーって思ってさ。普段、こんな自然の中を散歩する機会ってあんまりないじゃない? だから今、思いっきりマイナスイオンを吸収してるの!」

「都会の真ん中にも、こういう場所があるっていいよねー」

「あれ……この公園来るのって、初デート以来だから……二年ぶりだっけ?」

「そうだね」

「はあ、二年かー。早かったなー……」

「確かに、あっと言う間だったね」

“あなた”は彼との二年間に想いを馳せながら微笑む。

「やっぱり君もそう思う? 楽しい時間って、本当にあっと言う間に過ぎていくんだろうなあ」

「……えっ! やばい、俺気付いちゃった」

「なに?」

「つまり……俺たちきっと、他の人たちより体感的な寿命が短くなるってことじゃない? それってマズくない? 楽しければ楽しいほど、あっという間に人生終わっちゃうじゃん!」

「あはは、なにその発想」

「笑ってる場合じゃないよー。俺、できる限り長~い時間、君といたいって思ってるのに……!」

声を上げて笑う“あなた”に彼は真面目な顔をして熱弁する。

「長生きすればいいだけの話でしょ」

“あなた”のさらっと言った言葉に彼は呆気にとられた後、納得したようににこっと笑った。

「あ、そうだね。長生きすればいっか! よーし、目指せ、120歳」

「はあ……。本当、のんびりするなー……」

「あ……ねえ、ちょっとお腹空かない? そういえば、お昼食べ損ねてたよね」

「そういえば空いたかも」

「そこの売店で、焼きそば売ってるみたいだよ。一緒に食べよ」

「うん!」

彼が指差した方には、売店の屋根が見える。

「ふふ。行こっか」


“あなた”は彼と楽しそうに売店へと向かって歩き出した。

本日の公開はここまで!
次回の公開をお待ちください!

 

2017年12月22日発売
大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ
同い年彼氏と思い出デートで♡編

出演:佐和真中
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