【かれピロ】同い年彼氏と思い出デートで♡編 シナリオ公開(1)
- 2017年10月22日
- 大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ
お待たせしました!12月発売「大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ」のシナリオ公開を本日より開始です……!
今回も読みやすく、Hayami先生が書き換えてくださっていますよ!
自然公園を“あなた”と彼はのんびりと歩いていた。
木々のざわめきや鳥の声が優しく耳に届く。
「あー、いい空気!」
彼は大きく深呼吸をすると言った。
「ふふ、急にどうしたの?」
「んー? へへ、気持ちいいなーって思ってさ。普段、こんな自然の中を散歩する機会ってあんまりないじゃない? だから今、思いっきりマイナスイオンを吸収してるの!」
「都会の真ん中にも、こういう場所があるっていいよねー」
「あれ……この公園来るのって、初デート以来だから……二年ぶりだっけ?」
「そうだね」
「はあ、二年かー。早かったなー……」
「確かに、あっと言う間だったね」
“あなた”は彼との二年間に想いを馳せながら微笑む。
「やっぱり君もそう思う? 楽しい時間って、本当にあっと言う間に過ぎていくんだろうなあ」
「……えっ! やばい、俺気付いちゃった」
「なに?」
「つまり……俺たちきっと、他の人たちより体感的な寿命が短くなるってことじゃない? それってマズくない? 楽しければ楽しいほど、あっという間に人生終わっちゃうじゃん!」
「あはは、なにその発想」
「笑ってる場合じゃないよー。俺、できる限り長~い時間、君といたいって思ってるのに……!」
声を上げて笑う“あなた”に彼は真面目な顔をして熱弁する。
「長生きすればいいだけの話でしょ」
“あなた”のさらっと言った言葉に彼は呆気にとられた後、納得したようににこっと笑った。
「あ、そうだね。長生きすればいっか! よーし、目指せ、120歳」
「はあ……。本当、のんびりするなー……」
「あ……ねえ、ちょっとお腹空かない? そういえば、お昼食べ損ねてたよね」
「そういえば空いたかも」
「そこの売店で、焼きそば売ってるみたいだよ。一緒に食べよ」
「うん!」
彼が指差した方には、売店の屋根が見える。
「ふふ。行こっか」
“あなた”は彼と楽しそうに売店へと向かって歩き出した。
本日の公開はここまで!
次回の公開をお待ちください!
2017年12月22日発売
大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ
同い年彼氏と思い出デートで♡編
出演:佐和真中
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