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【かれピロ】一目惚れ彼氏と夜桜デートのあとで♡編 ステラワース限定版 シナリオ公開(1)

お待たせいたしました!
6月発売の「大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ:一目惚れ彼氏と夜桜デートのあとで♡編」のステラワース限定版のシナリオ公開更新です!
今回もHayami先生が読みやすく書き換えてくださっていますよ!

 


彼と“あなた”はワインを飲んだ後、ぐっすりと眠り、気が付けばすでに朝がやってきていた。


スマホのアラーム音が鳴り、彼はサイドテーブルに手を伸ばす。

「ん……んん。ん……」

彼は起き上がろうとしたが、一瞬で頭痛に阻まれた。
明かに二日酔いだった。

「あ、あーーー…………っ」

「大丈夫?」

“あなた”は彼の声に気が付いて目を覚ますと、彼の背後から声をかけた。
彼は“あなた”に背を向けまま、少し身体を丸くしている。

「ダメかもしれない……」

「二日酔い?」

「ごめん、ちょっと待って……。……ふぅ、間違いなく、二日酔いだ……」
「つー……、ごめん、静かに……」
「うう、あー、うううう」

“あなた”は二日酔いで悶える彼の背中を静かにさすった。

「……ありがとう……。あー、久々にきた……」

「昨日飲み過ぎたもんね」

「うん……あんなに飲んだの、本当に久しぶりだから……。二日酔いってこんなに辛かったっけ……」
「頭ガンガンしてる……。これだけ辛いのを耐えられる人がいるなんて、信じられないよ……」

「人それぞれだと思うけど……」

「君は? なんか、けろっとした顔してるけど」

「私は全然」

「君って……お酒強いよねぇ……。だって、間違いなく僕と同じだけ……ううん、それ以上飲んでたはずなのに……」
「その細い身体の中がどうなってるのか、すごく不思議だよ……」

「何言ってるの」

「待って、今起きる――」

「ダメだよ!」

起き上がろうとした彼を“あなた”は制したが、それよりも少し早く彼は身体を起こした。
しかし、すぐにベッドに沈み込む。

「ぅあっ、やっぱダメだ……」

「ほら……」

「もうちょっと……もう少ししたら回復するから……ちょっと待ってて……」

「いいから、休んで」

「うん、ありがとう……」

二日酔いで体調が悪そうな彼の頭を“あなた”は優しく何度も撫でた。

「うー……」
「君の手、冷たくて気持ちいいよ……」


彼は二日酔いで朦朧としながらも、“あなた”の優しさにうっとりと目を閉じた。

 

今日の公開はここまで!
次回の更新をお待ちください☆
※制作の都合上、一部変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。



2017年6月28日発売
大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ
一目惚れ彼氏と夜桜デートのあとで♡編

出演:四ツ谷サイダー
※本作は「一目惚れ彼氏と高級ホテルで♡編」をお聞きいただかなくともお楽しみいただけます。
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