【かれピロ】年下彼氏とスケートデートのあとで♡編 ステラワース限定版シナリオ公開(3)
- 2017年02月4日
- 大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ
2月22日発売予定の「大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ:年下彼氏とスケートデートのあとで♡編」(出演:吉村カートマン)ステラワース限定版シナリオ公開更新です☆
今回もHayami先生がよみやすく書き換えてくださっています☆
帰ると言う彼を“あなた”は玄関まで見送る。
彼は靴を履き終わると、“あなた”を見た。
「 また連絡するね」
「俺も、帰ったら連絡します……」
「それじゃあ……また」
彼がキスをして出て行ってしまうと、ドアが静かに閉まった。彼の足音が遠ざかっていく。
“あなた”は心の中にぽかんと大きな穴が開いたような感覚に襲われていた。
呆然と玄関のドアの前で“あなた”は立ちすくむ。
就活なのだから彼が帰ってしまうのは仕方がないことだというのは、“あなた”も重々わかっていた。けれど、寂しくて仕方がない。
“あなた”が鍵をかけ、リビングに戻ろうとした瞬間、インターホンが鳴った。
インターホンを鳴らしたのが誰かを確認する間もなく、“あなた”はドアを開ける。
「……っ!? うわっ、びっくりした……」
「ドア、開けるの早くないっすか?」
「あ……それは」
「もしかして、スマホ届けようとしてくれました……?」
「忘れ物?」
「え? 違うんですか?」
小首を傾げる“あなた”に彼は少し驚いたように問う。
「どこに忘れたの?」
「実は……リビングに忘れたっぽくて……」
「一旦帰ったのに、戻るのはすっげー恥ずかしいっすけど……。さすがにスマホがないのは困るし……」
「そうだね、ちょっと確認してくる……」
「あ、てか先輩……違ったなら、どうしてこんなところにいたんですか?」
“あなた”がリビングに戻ろうとするのを彼の言葉が引き留めた。
「その……大毅が帰ったのが寂しくて」
少しバツが悪そうに“あなた”は答える。
「……っ! なにそれ……」
「ごめんね、引き留めるつもりじゃ……」
「すっげー嬉しい……」
「もー……先輩、全然寂しいとか言わないから……俺だけ名残惜しいのかと思ってた」
「課題とかあるし、就活で忙しくなるのに……我がまま言えないよ」
「何言ってるんですか。それは、わがままとは言いませんよ」
「俺だって……まだ一緒にいたかったんですから……」
「ん……俺、いますげぇ嬉しい……」
「……ねっ……先輩のこと……抱きしめていいですか?」
“あなた”は恥ずかしさを堪えつつ、頷いた。
「ありがとう……」
彼は嬉しさを噛みしめながら、“あなた”にそっと腕を伸ばした。
今回の更新はここまで!
次回の更新をお待ちください☆
※製作上の都合等により、実際に収録される内容とは異なる場合があります。予めご了承ください。
2017年2月22日発売予定
大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ
年下彼氏とスケートデートのあとで♡編
出演:吉村カートマン
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