【かれピロ】年下彼氏とスケートデートのあとで♡編 シナリオ公開（５）
- 2017年01月8日
- 大好きな彼とＨして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ
2月22日発売予定の「大好きな彼とＨして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ：年下彼氏とスケートデートのあとで♡編」（出演：吉村カートマン）シナリオ公開更新です☆
今回もHayami先生がよみやすく書き換えてくださっています☆
彼と“あなた”は靴を履き替え、出入口へとやって来ていた。
「あ～、遊んだ、遊んだ～！」
「スケート場来たの昼間だったのに、もう夜って……時間経つの早すぎ」
「名残惜しいけど……そろそろ出ないとですね」
「……ねぇ先輩、『せーの』で出口通りません？」
「いいよ 」
「よし！ それじゃあ、行きますよ。せーの……！」
彼と“あなた”は同時に一歩踏み出した。
「……はぁ、一気に現実に戻ってきた気分～」
「また来ればいいよ」
「ですね。また今度来ましょ！ 先輩飲み込み早いから、俺より上達しそうっすね」
「でも、今度勝負する時は絶対俺が勝ちますよ！」
「次も負けないよ」
「それにしても……はしゃぎすぎて、少し筋肉痛かも。明日大丈夫かな」
「そういえば、明日は祝日ですよね。先輩は休み？」
「うん、祝日だから」
「そっか。じゃあ、俺と同じだ」
「あれ？ 祝日も授業じゃなかったっけ？」
「普段だったら祝日も授業だけど、明日は創立記念日なんで休みなんですよ」
「まっ、課題はやらないといけないんですけど……」
「就活もあるのに、課題も出さなきゃいけないって……。教授たち鬼だろ……」
彼はうんざりしているといった表情で地面に視線を落とした。
「まぁ、授業も大事だよ。単位落とさないようにね」
“あなた”は憂鬱そうな彼を慰めるように言う。
「大丈夫です！ 課題終わらせたら、単位貰えるし」
「俺、これでも成績良いほうなんで」
「あと、履修取るときに、必ず単位が貰える緩い教授とか調査済みですから！」
「相変わらずなんだね」
「そこらへんは抜かりないです！」
「それなら良かった」
自信満々に言う彼に“あなた”はくすくすと笑う。
「……はぁ。でも、次に会えるのは、いつ頃かな」
「……先輩も、仕事忙しいですか？」
寂しげに彼は“あなた”を見据えた。
「うん、最近は結構忙しくなってきたかな」
「ですよね。俺も、早いとこマスコミ系の会社探さないと……。ってなると、そろそろ就活の準備で忙しくなりそう」
「また、しばらく会えないかも、か……」
彼は溜め息混じりにそう言うと、足を止めた。
「……ねっ。俺のお願い聞いてもらえます？」
「どうしたの？」
彼の真剣な面持ちに“あなた”は問い返す。
「……もう少し一緒にいたいなと思って」
「先輩のこと……今日は、離したくない……だめ？」
「嫌がることはしたくないから……もちろん断ってくれても……」
甘えるように、けれど、少し自信がなさそうに彼は呟くように言った。
「私も、まだ離れたくないって思ってた」
「……マジで？」
“あなた”は頬を赤らめ頷く。そんな“あなた”を彼は愛おしげに見つめた。
「……すっげぇ嬉しい」
彼はそう言うと、“あなた”の顎を持ち上げ、キスをする。今日何度目かの外でのキスを“あなた”は窘めることもなく受け入れた。それは今から二人を待つ出来事への期待の表れでもある。
「……んじゃ、行こ」
彼は言い、“あなた”の手を取った。
今回の更新はここまで！
次回の更新をお待ちください☆
※製作上の都合等により、実際に収録される内容とは異なる場合があります。予めご了承ください。
2017年2月22日発売予定
大好きな彼とＨして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ
年下彼氏とスケートデートのあとで♡編
出演：吉村カートマン
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