【かれピロ】年下彼氏とクリスマスに編 ステラワース限定版 シナリオ公開（１）
- 2016年12月16日
- 大好きな彼とＨして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ
ドラマＣＤ「大好きな彼とＨして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ：年下彼氏とクリスマスに♡編」シナリオの公開を更新！
今回もHayami先生が読みやすく書き換えてくださっています☆
“あなた”と彼はシャワーを浴びて、食事をした後、ベッドに座って他愛のない話をしていた。
「先輩、寒くない？ 部屋の温度上げる？」
「平気。悠輔が温めてくれるから」
「ははっ……たまにはそういうことも言うんだ？ いいよ、満足いくまであっためてやるから。……もっとこっちくれば？」
“あなた”は座ったまま、ベッドの上を横移動して、彼に近付く。
「ん……」
彼は“あなた”の腰に手を回すと、軽く抱き寄せた。
そして、窓の外へと視線を向ける。
「それにしても……雪、随分振ってきたな。明日の朝、だいぶ積もってんじゃねー？」
「えー……困る」
窓の外は降り続く雪で次第に白くなっていた。
「途中で雨にも変わってくれるといいんだけどな。積もると厄介だし……」
「帰りどうしよう」
「先輩、ヒールだっけ？ 女って大変だよな」
「こういうときだけ男の人が羨ましいよ」
“あなた”は履いて来た靴のことを思い出し、憂鬱な気分になる。
「じゃあ、明日は俺の靴履いて帰る？」
「歩けないって」
「だろうな。先輩、足ちっせーもん。でもさ、ぶかぶかの靴を履いてる先輩って……。ふっ……」
彼は“あなた”が大きな靴を履いて歩いている姿を想像したのか吹き出した。
「笑うとこじゃないし」
少しむっとしたように言う“あなた”を見て、彼は慌てて手をパタパタと顔の前で振る。
「いや、悪い。なんか想像したら面白かった……ははっ……」
「もう……。悠輔の足って大きいよね」
「別に大きくはねーって。俺くらいのタッパのヤツなら、これくらいが普通」
「とにかく、明日はちゃんとタクシー拾って、先輩んちまで送ってくよ。それならコケる心配もねーだろ？」
「うん、よろしく！」
彼の提案に“あなた”は満面の笑みで答えた。
「そういや、あん時もすごい雪だったよな。ほら、覚えてっかな？ 初めて二人で旅行した時。旅館から少し離れたところに露天風呂があって……」
「あれは大変だったよね」
「ああ……。秘湯って言うだけあって、物凄い山奥だったよな」
「うん……。なんであんなとこ行ったんだか」
“あなた”と彼は思い出しながら苦笑する。
「何言ってんだよ。先輩がネットで見つけて、行きたいって言ったんだろ？」
「あんな不便な場所にあるとは思わなかったの」
「路線バスも電車も走ってねーし、宿から露天風呂まで徒歩十分って……どんだけだよ。マジで遭難するかと思った」
「せっかくあったまってもさ、山道歩いてるうちに湯冷めしちまったら意味ねーじゃん。あー……あと、先輩がコケて怪我でもしたら大変だし」
「悠輔が一緒なら大丈夫でしょ」
「あのなあ……。いくら俺だって、あんな山道で咄嗟に助けられる自信はねーよ」
「これだけ筋肉ついてるのに？」
“あなた”は不思議そうに言うと、彼の腕をそっと撫でた。
彼の腕に適度な筋肉がついているということは、洋服の上からでも十分にわかる。
「筋肉の問題じゃねーっての。鍛えてるからって、なんでもできるわけじゃねーんだから。……つか、あんま触んな」
「えー？」
どうして触ってはいけないのかわからず、“あなた”は非難の声を上げた。
「えー、じゃない」
「いいじゃない、減るもんじゃないし」
そう言って、“あなた”は何度も彼の腕を撫でる。
「減るとか減らないとか、そういう問題じゃないだろ……。なんだよ、そのオヤジみたいな理屈……」
「失礼ね。確認してるだけじゃない」
「マジでやめろって。くすぐってーよ。……ってこら、服めくんな！」
洋服をぺろんとまくりあげると彼の鍛え抜かれた腹筋が現れた。
「すごーい、腹筋割れてる」
「……だろ？ 仕事始めても一応鍛えてるから。腹筋割るのって、結構大変なんだよな」
彼は少し誇らしげに言うと、白い歯を見せて笑った。
今回のシナリオ更新はここまで！
次回更新と発売日を楽しみにお待ちください！
※製作上の都合等により、実際に収録される内容とは異なる場合があります。予めご了承ください。
2016年12月21日発売予定
大好きな彼とＨして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ
年下彼氏とクリスマスに編
出演：斧爆弾
ご予約はこちら
ステラワース限定版のご予約はこちら
