【かれピロ】年下彼氏とクリスマスに編 シナリオ公開(10)
- 2016年12月15日
- 大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ
ドラマCD「大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ:年下彼氏とクリスマスに♡編」シナリオの公開を更新!
今回もHayami先生が読みやすく書き換えてくださっています☆
ベッドに腰をかけた“あなた”と彼は、ミネラルウォーターの入ったペットボトルに口をつけた。
「ん? どうした?」
「うん……」
「……? なんだよ。なんか嫌なことでもあった?」
「別に……」
彼は“あなた”を心配そうに見る。
「別にって顔じゃねーけど?」
「可愛い後輩が、デキる男になっちゃったなーって思って」
「へえ? 可愛い後輩じゃなくなったってのは、いいことじゃん。でも……デキる男ってのは、すっげぇ適当に言われた気がする」
「そんなことないってば」
口を尖らせる彼に“あなた”は首を横に振った。
「……え、マジで? ……そっか。そ、そりゃあ……伊達に社会人やってねーからな。いつでも頼ってくれて構わねーよ?」
「はあ!? んもう、新人のくせに生意気!」
“あなた”は照れ隠しをするかのように、彼の両頬を引っ張る。
「いっ……! だから、照れ隠しにつねんのやめろって言って……痛いって!」
“あなた”は仕方なく、彼の頬から手を離した。
「ったく……。でもさ、本当に、昔よりは頼れるようになっただろ?」
「……確かに。逞しくなった。大人の男って感じだよね」
「っ! ……え……いや、その……。や、やっぱいいわ……。先輩の口から褒め言葉とか、なんかむずがゆい……」
「やだ、可愛い!」
「おい……。そこで可愛いって意味がわかんねーんだけど。さっきデキる男って言ってくれたのに」
「じゃあ、弟みたい?」
「弟って……。クソッ……。結局、いつまで経っても年下扱いかよ」
「ごめん。からかい過ぎちゃった」
拗ねる彼に“あなた”は慌てる。
「……いいよ。こうなったらもっと男を磨いて、惚れ直させてやる」
「ん……。楽しみにしてる」
“あなた”は嬉しそうに返事をした。
「……。うまく乗せられた気がすっけど、ま、いっか」
「やっぱ先輩って、いい女だよな。だからこそ、追いかけ甲斐がある」
「そ? だったら私も頑張らないとね」
「ふーん、立ち止まってくれないってわけか。いいな……それ。手強い相手ほど燃える」
「悠輔ってば、試合の時みたいな顔してる」
「そうか? まあ、真剣勝負ってとこは一緒かな。いつも気ぃ抜けねーから」
「……必ず、いつか追いついてみせるから。待っててよ、先輩」
「……うん、待ってる」
“あなた”の言葉を聞いた彼は優しく微笑むと、“あなた”の肩を抱き寄せ、甘いキスをした。
今回のシナリオ更新はここまで!
次回更新と発売日を楽しみにお待ちください!
※製作上の都合等により、実際に収録される内容とは異なる場合があります。予めご了承ください。
2016年12月21日発売予定
大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ
年下彼氏とクリスマスに編
出演:斧爆弾
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