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【かれピロ】年下彼氏とクリスマスに編 シナリオ公開(10)

ドラマCD「大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ:年下彼氏とクリスマスに♡編」シナリオの公開を更新!

今回もHayami先生が読みやすく書き換えてくださっています☆

 

ベッドに腰をかけた“あなた”と彼は、ミネラルウォーターの入ったペットボトルに口をつけた。


「ん? どうした?」

「うん……」

「……? なんだよ。なんか嫌なことでもあった?」

「別に……」

彼は“あなた”を心配そうに見る。

「別にって顔じゃねーけど?」

「可愛い後輩が、デキる男になっちゃったなーって思って」

「へえ? 可愛い後輩じゃなくなったってのは、いいことじゃん。でも……デキる男ってのは、すっげぇ適当に言われた気がする」

「そんなことないってば」

口を尖らせる彼に“あなた”は首を横に振った。

「……え、マジで? ……そっか。そ、そりゃあ……伊達に社会人やってねーからな。いつでも頼ってくれて構わねーよ?」

「はあ!? んもう、新人のくせに生意気!」

“あなた”は照れ隠しをするかのように、彼の両頬を引っ張る。

「いっ……! だから、照れ隠しにつねんのやめろって言って……痛いって!」

“あなた”は仕方なく、彼の頬から手を離した。

「ったく……。でもさ、本当に、昔よりは頼れるようになっただろ?」

「……確かに。逞しくなった。大人の男って感じだよね」

「っ! ……え……いや、その……。や、やっぱいいわ……。先輩の口から褒め言葉とか、なんかむずがゆい……」

「やだ、可愛い!」

「おい……。そこで可愛いって意味がわかんねーんだけど。さっきデキる男って言ってくれたのに」

「じゃあ、弟みたい?」

「弟って……。クソッ……。結局、いつまで経っても年下扱いかよ」

「ごめん。からかい過ぎちゃった」

拗ねる彼に“あなた”は慌てる。

「……いいよ。こうなったらもっと男を磨いて、惚れ直させてやる」

「ん……。楽しみにしてる」

“あなた”は嬉しそうに返事をした。

「……。うまく乗せられた気がすっけど、ま、いっか」
「やっぱ先輩って、いい女だよな。だからこそ、追いかけ甲斐がある」

「そ? だったら私も頑張らないとね」

「ふーん、立ち止まってくれないってわけか。いいな……それ。手強い相手ほど燃える」

「悠輔ってば、試合の時みたいな顔してる」

「そうか? まあ、真剣勝負ってとこは一緒かな。いつも気ぃ抜けねーから」
「……必ず、いつか追いついてみせるから。待っててよ、先輩」

「……うん、待ってる」


 


“あなた”の言葉を聞いた彼は優しく微笑むと、“あなた”の肩を抱き寄せ、甘いキスをした。

 

今回のシナリオ更新はここまで!

次回更新と発売日を楽しみにお待ちください!

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※製作上の都合等により、実際に収録される内容とは異なる場合があります。予めご了承ください。

2016年12月21日発売予定
大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ
年下彼氏とクリスマスに編

出演:斧爆弾
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