【かれピロ】年下彼氏とクリスマスに編 シナリオ公開(9)
- 2016年12月14日
- 大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ
ドラマCD「大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ:年下彼氏とクリスマスに♡編」シナリオの公開を更新!
今回もHayami先生が読みやすく書き換えてくださっています☆
“あなた”と彼は快感をともにした後、ベッドにゆったりと横たわっていた。
「……体……平気?」
「うん」
「無理させたくねーって言いながら、ごめんな……。つい夢中になっちまった……」
「つーか、先輩の色気に勝てるわけねーし……。ま、あとは俺が我慢できなかったってことで」
「もう……」
「はは、本当ごめん」
「なんつーか……俺も最近忙しくてさ。とはいえ、仕事の疲れを理由にしたくねーなって思って、禁欲……してたんだよ。だから、歯止めが利かなかった」
「き、禁欲!?」
彼の意外な言葉に“あなた”は思わず吹き出した。
「笑うなよ! ……いざって時に勃たねーとか、情けねーだろ」
「ごめんごめん」
「ったく、全然悪いって思ってねーだろ。……っと、いけね……。先輩、腹減ってるよな? 軽くつまめそうなもん、持ってこようか?」
「んー……。まだこうしてたいかな」
“あなた”はそう言って、彼にぴったりとくっつく。
「了解……。じゃあ、もう少し……こうやってくっついてよ」
「うん」
「……なあ。ちょっと、目瞑っててくんねー?」
「えー……何?」
“あなた”は怪訝な顔をして、彼を見る。
「いいから……ほら早く」
「ん……」
“あなた”は“何だろう?”と思いつつも、目を瞑った。
微かな気配と何かが擦れるような音が“あなた”の耳に響く。
目を開けたい衝動に駆られたが、彼に言われた手前、“あなた”は大人しく目を瞑り続けていた。
彼は“あなた”の手を取ると、そっと小さな箱を乗せた。
「はい、クリスマスプレゼント」
「え?」
「もう目開けていいって。中、開けてみて?」
彼はくすりと笑い、“あなた”に箱を開けるように促す。
“あなた”は目を開けると、かけられたリボンを解き、箱をゆっくりと開けた。
そこには――。
「わ、これ……!」
「先輩、そのブランド好きだっただろ? 店の前通ったらさ、先輩に似合いそうな指輪があって……」
“あなた”の目に飛び込んできたのは、可愛らしいデザインの指輪だった。
“あなた”は嬉しくて、彼に飛びつく。
「っと……。……いきなり抱きつくからビックリした。気に入ってくれた?」
「もちろんだよ!」
「そっか、よかった。……ここんとこ、大変そうだったし……。もっと頼ってほしくても、実際、俺にできることなんて限られてるから……」
「じゃあ、何ができるかなって考えてさ。先輩が喜んでくれること、したいなって思ったんだ」
彼は照れくさそうに言いながら、頬を掻いた。
今回のシナリオ更新はここまで!
次回更新と発売日を楽しみにお待ちください!
※製作上の都合等により、実際に収録される内容とは異なる場合があります。予めご了承ください。
2016年12月21日発売予定
大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ
年下彼氏とクリスマスに編
出演:斧爆弾
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