Velvet Vice

Velvet Voice(ベルベットボイス)レーベルリリース一覧

【かれピロ】年下彼氏とクリスマスに編 シナリオ公開(9)

ドラマCD「大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ:年下彼氏とクリスマスに♡編」シナリオの公開を更新!

今回もHayami先生が読みやすく書き換えてくださっています☆

 

“あなた”と彼は快感をともにした後、ベッドにゆったりと横たわっていた。


「……体……平気?」

「うん」

「無理させたくねーって言いながら、ごめんな……。つい夢中になっちまった……」
「つーか、先輩の色気に勝てるわけねーし……。ま、あとは俺が我慢できなかったってことで」

「もう……」

「はは、本当ごめん」
「なんつーか……俺も最近忙しくてさ。とはいえ、仕事の疲れを理由にしたくねーなって思って、禁欲……してたんだよ。だから、歯止めが利かなかった」

「き、禁欲!?」

彼の意外な言葉に“あなた”は思わず吹き出した。

「笑うなよ! ……いざって時に勃たねーとか、情けねーだろ」

「ごめんごめん」

「ったく、全然悪いって思ってねーだろ。……っと、いけね……。先輩、腹減ってるよな? 軽くつまめそうなもん、持ってこようか?」

「んー……。まだこうしてたいかな」

“あなた”はそう言って、彼にぴったりとくっつく。

「了解……。じゃあ、もう少し……こうやってくっついてよ」

「うん」

「……なあ。ちょっと、目瞑っててくんねー?」

「えー……何?」

“あなた”は怪訝な顔をして、彼を見る。

「いいから……ほら早く」

「ん……」

“あなた”は“何だろう?”と思いつつも、目を瞑った。
微かな気配と何かが擦れるような音が“あなた”の耳に響く。
目を開けたい衝動に駆られたが、彼に言われた手前、“あなた”は大人しく目を瞑り続けていた。

彼は“あなた”の手を取ると、そっと小さな箱を乗せた。

「はい、クリスマスプレゼント」

「え?」

「もう目開けていいって。中、開けてみて?」

彼はくすりと笑い、“あなた”に箱を開けるように促す。

“あなた”は目を開けると、かけられたリボンを解き、箱をゆっくりと開けた。
そこには――。

「わ、これ……!」

「先輩、そのブランド好きだっただろ? 店の前通ったらさ、先輩に似合いそうな指輪があって……」

“あなた”の目に飛び込んできたのは、可愛らしいデザインの指輪だった。
“あなた”は嬉しくて、彼に飛びつく。

「っと……。……いきなり抱きつくからビックリした。気に入ってくれた?」

「もちろんだよ!」

「そっか、よかった。……ここんとこ、大変そうだったし……。もっと頼ってほしくても、実際、俺にできることなんて限られてるから……」
「じゃあ、何ができるかなって考えてさ。先輩が喜んでくれること、したいなって思ったんだ」


 


彼は照れくさそうに言いながら、頬を掻いた。

 

今回のシナリオ更新はここまで!

次回更新と発売日を楽しみにお待ちください!

pillow3B_booklet_print

※製作上の都合等により、実際に収録される内容とは異なる場合があります。予めご了承ください。

2016年12月21日発売予定
大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ
年下彼氏とクリスマスに編

出演:斧爆弾
ご予約はこちら
ステラワース限定版のご予約はこちら

LINEで送る
Pocket

Velvet Voice(ベルベットボイス)レーベルリリース一覧
ページのトップへ