Velvet Vice

Velvet Voice(ベルベットボイス)レーベルリリース一覧

【かれピロ】年上彼氏とクルージングデートで♡編 シナリオ公開(5)

ドラマCD「大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ:年上彼氏とクルージングデートで♡編」シナリオ公開を更新しました☆
今回もHayami先生が読みやすくかきかえてくださってますよ☆

 

レストランで食事を終えた“あなた”と彼は、再びデッキへとやって来ていた。
夜風が“あなた”と彼の髪を軽くなびかせる。


「風、結構吹いてるな……。寒くない?」

「大丈夫」

「……そこは、『寒い』って言うところだろう?」

くすくすと笑いながら彼は言い、背後からぎゅっと“あなた”を抱きしめた。

「……じゃなきゃ、こうして君を抱きしめる口実が無くなる」

「もう……」

“あなた”は口では抗うような声を出しながらも、その実、彼の行動が嬉しかった。

「ははっ……。いいだろう? 最近会えなかった分、感じさせてくれ……」

そう言って、彼は“あなた”の耳に何度もキスを繰り返す。彼の唇が“あなた”の耳の淵を何度も優しくなぞった。

「ちょっと、どうしたの?」

「ん? ……君と星空を見てたら、急にしたくなった」

彼は耳から首筋へと唇をゆっくり這わせていく。くすぐったさはすぐに快感へと変わり、“あなた”は彼の唇から逃げるように身体をくねらせた。こんなところで声を出すわけなどいかない。

「……絶対、星空関係ないでしょ」

「はは、バレた? そうだね、星空がなくても、したくなってたと思う……」

「ねえ、人に見られちゃうよ?」

「大丈夫。みんな、海と星空しか見てないよ……。だから、もっと……」

彼は人の目など気にする風もなく、幾度となく、“あなた”の首筋にキスをする。

「あ……このピアス、俺が前にプレゼントした……?」

言われて、“あなた”は頷いた。

「使ってくれてるんだね。……よく似合ってる。けど、こういう垂れ下がるタイプのピアスは……綺麗だけど……キス、しづらいね……」

耳にキスをしながら彼は言う。

「酔い、冷ますんじゃないの?」

“あなた”は彼のキスから逃げるように身じろいだ。

「ん? ……俺ははじめから、ちっとも酔ってない。……それに、もう気が変わった。やっぱり、部屋に戻ろう。……続きがしたい。……いいだろう?」

彼は少し強引に“あなた”の腕を掴む。“あなた”は遠慮気味に頷いた。

「……行こうか」


彼は微笑むと、“あなた”の腕を引いて部屋に行く為、階段を降り、そそくさとエレベーターに乗り込んだ。 

 

今回のシナリオ公開はここまで!
次回の更新は【 9月13日 】を予定しています!
楽しみにお待ちください!

※製作上の都合等により、実際に収録される内容とは異なる場合があります。予めご了承ください。

 

【WEB用】立ち絵ラフデータ

※画像はイメージです

2016年10月26日発売予定
大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ
年上彼氏とクルージングデートで♡編

出演:須賀紀哉
ご予約はこちら
ステラワース限定版のご予約はこちら

LINEで送る
Pocket

Velvet Voice(ベルベットボイス)レーベルリリース一覧
ページのトップへ