【淫魔】一途な誘惑・多情な誘惑 ステラワース限定版シナリオ公開(5)
- 2016年09月11日
- 淫魔
柊三太さん出演ドラマCD「淫魔:一途な誘惑・多情な誘惑」(9月28日発売予定)シナリオ公開を更新♪
ステラワース限定版シナリオ公開です!今回がラスト!
今回もHayami先生が読みやすく書き換えてくださっていますよ!
“おかしくなりそう……”と言う“あなた”に多情な淫魔は笑みをこぼした。
「いいんだよ……おかしくなったって……。俺達なんて……とっくにおかしくなっちゃってるんだから……っ。君の……せいだよ……っ」
“あなた”の身体を貫きながら、多情な淫魔は耳元で囁き続ける。
「そうだ……っ、快感に震えるお前を見ると……っ、お前の中にいる時の感触を思い出して……っ、どうしようもなくなる……っ」
一途な淫魔は“あなた”の精気によって快感に飲み込まれそうになっていた。
「イキそうだよ……っ、一緒に……っ、ねぇ……っ!」
「私も……っ、もう……持ちそうにない……っ。……お前と一緒に……っ!」
多情な淫魔と一途な淫魔、そして“あなた”の三人は同時に果てる。三人が三人とも肩で荒く息をつきながら、快感の余韻に浸っていた。
「この精気……胸が焼け焦げそうだよ……」
「こんな快楽を知ってしまったら、もう引き返せないな……」
多情な淫魔は“あなた”の頬にキスをすると、心配そうに“あなた”の顔を覗き込んだ。
「ちょっと加減が出来なかったけど、大丈夫だった……?」
「そ、そうだ、お前に負担をかけさせいないと言っている傍から私達は……!」
「大丈夫」
“あなた”はにっこりと微笑んで答える。
「ごめんね。三人だと余計に興奮しちゃって……。っていうか、蟻地獄にでもはまったみたいに、君から逃れられなくなりそうだよ……。もちろん、逃げるつもりはないけどね」
「私もお前も、もう手遅れってことだな。だがそれを後悔するつもりは、一切ないが」
多情な淫魔も一途な淫魔も悪戯っぽく笑って、“あなた”を見つめた。そして、“あなた”はその先の言葉を笑顔で待つ。
いずれ、どちらかを選ばなければならないということを今は考えたくはなかった。
シナリオ公開の更新はここまで!
発売までお楽しみに☆
※製作上の都合等により、実際に収録される内容とは異なる場合があります。予めご了承ください。
2016年9月28日発売予定
ドラマCD「淫魔」
一途な誘惑・多情な誘惑
出演:柊三太
ご予約はこちら
ステラワース限定版のご予約はこちら