【かれピロ】年上彼氏とクルージングデートで♡編 シナリオ公開(4)
- 2016年09月9日
- 大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ
ドラマCD「大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ:年上彼氏とクルージングデートで♡編」シナリオ公開を更新しました☆
今回もHayami先生が読みやすくかきかえてくださってますよ☆
ショーを観終えた“あなた”と彼は、レストランで楽しく食事をしていた。
レストランは華美だが、嫌味がなく、どこか落ち着いている。
「辰哉さんって、毎日こんなに美味しいご飯食べてるの?」
「ん……いや、毎日なんて食べたら、胃がもたれて仕方ない。こんな食事は、たまにしかしないよ」
「え、そうだったの?」
「ああ。基本、食事には無頓着なほうなんだ。家に一人でいると、何も食べずに時間を過ごしてしまうことも多い。ちゃんと食べるときは、誰かと一緒か……あと、接待のときくらいかな」
「うそ!?」
想像していなかった答えが返ってきて、“あなた”は食事の手を止め、思わず口元に手を持っていった。
「仕事が忙しい日は、コンビニで買った弁当で済ませることもある。……何も、毎日毎日、こんな豪勢な食事をしてるわけじゃない」
「……なんか、意外かも」
「意外か? ふっ……どんな生活をしてると思ってたんだ?」
「わからないけど、舌はかなり肥えてると思ってた」
「あー……まあ、舌は肥えてる方かもしれないけど……それとこれとは、話が違うというか……なんて言えばいいんだろうな……。ああ……ちなみに、君の手料理は、ここのレストランよりずっと美味しいと思う」
「うっそぉ!?」
淡々と言う彼に対して、“あなた”は驚きのあまり、少し大きな声を上げた。周囲の視線が一斉に自分に向いたのを感じ、“あなた”は身体をすくませる。
「……そんなに目を丸くするようなことか?」
「そりゃ驚くでしょ……」
美味しい料理を前にして、自分の料理の方が美味しいと言われたことに未だ違和感があった。けれど、“あなた”は彼の言葉が内心嬉しくて仕方がない。
「毎日食べるなら、こんなコース料理より、どう考えても君の手料理のほうがいい。君とは食の好みが合うことも分かってるから、安心できるしね」
そういって、彼は笑った―――。
今回のシナリオ公開はここまで!
次回の更新は【 9月12日 】を予定しています!
楽しみにお待ちください!
※製作上の都合等により、実際に収録される内容とは異なる場合があります。予めご了承ください。
2016年10月26日発売予定
大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ
年上彼氏とクルージングデートで♡編
出演:須賀紀哉
ご予約はこちら
ステラワース限定版のご予約はこちら