【かれピロ】年上彼氏とクルージングデートで♡編 シナリオ公開(3)
- 2016年09月2日
- 大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ
ドラマCD「大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ:年上彼氏とクルージングデートで♡編」シナリオ公開を更新しました☆
今回もHayami先生が読みやすくかきかえてくださってますよ☆
部下から突然電話がかかってきた彼は、“あなた”に目配せするとスマートフォンの通話ボタンを押して電話に出た。
「もしもし、俺だ。どうした、休日にまで連絡してきて。休める日は休めと、いつも言っているだろう?」
彼は電話相手の部下に諭すように言う。
「……ああ、だろうと思った。それなら次の会議で話せば充分だ。今から焦ることはないよ。資料がまとまったら、俺が前以て確認してやる。おかしな箇所があればそのとき指摘するから、変に一人で責任を背負おうとするな。わかったか? また何かあれば連絡しろ。ただし、今日はもう休め。仕事ばかりじゃ、頭がかたくなるぞ。……じゃあ」
彼は電話を切ると、“あなた”の方を見て、申し訳なさそうな顔をする。
「……終わり?」
「ああ、終わった。待たせて悪かったね。君には置いておけと言いながら、結局こうして電話に出てしまうなんて……。頭がかたくなってるのは、俺のほうか」
彼はそう言って苦笑する。
「ううん、全然いいの。辰哉さんが仕事を大事にしてること、わかってるから」
「……今のは、普通、怒ってもいいところだと思うんだけどな」
“あなた”はきょとんとした顔で彼を見る。そんな“あなた”の頭を彼はくしゃっと撫でた。
「ありがとう。君ほどの理解者は、他にいないよ。……さて、今度こそ」
彼はスマートフォンをテーブルの上に置くと、カードキーを手に取った。
「……ほら」
当たり前のように彼は腕を差し出す。“あなた”は彼が何を言わんとしているのかわからずに小首を傾げた。
「エスコートする。腕、掴まって」
“あなた”は嬉しくてにこっと笑うと、彼の腕に自分の腕を絡める。
「……行こう」
彼も“あなた”に微笑み、二人は部屋を後にした。
今回のシナリオ公開はここまで!
次回の更新は【 9月9日 】を予定しています!
楽しみにお待ちください!
※製作上の都合等により、実際に収録される内容とは異なる場合があります。予めご了承ください。
2016年10月26日発売予定
大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ
年上彼氏とクルージングデートで♡編
出演:須賀紀哉
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