【かれピロ】同い年彼氏と終電を逃した夜に♡編コラボCD シナリオ公開(4)
- 2016年04月22日
- 大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ
お待たせいたしました☆月刊Cheese!とのコラボCDのシナリオ公開もいよいよ本日でラスト!
今回もHayami先生が読みやすくかきかえてくださってますよ☆
彼は“あなた”の髪に触れ、口づけた。
「こんな風に誰かに夢中になるの、初めてなんだ。……だから責任取れよ。俺はもう……お前のこと、離すつもりないから……」
再び、口を塞がれて、“あなた”は静かに瞳を閉じた。
“あなた”の頬を包み込む彼の手が温かい。その事実だけで“あなた”の心は満たされてゆく。
「……俺の気持ち、少しは伝わったか?」
嬉しさと恥ずかしさで頬を赤く染めた“あなた”は頷いた。
「顔、真っ赤」
「だって……慣れなくて」
「……わかってるよ、初めての彼氏なんだもんな。だから、怖がらせないように気を付けてるんだぞ、これでも。こんな風にちょっと抱き寄せただけで、身体硬くするくらいだから」
彼は“あなた”を優しく抱き寄せると、甘く囁く。
「こうやって…囁いたら……さっきより真っ赤だし。こうやって…… ん……キス、したら、もうぼーっとなってるし……。その顔、かわいい」
「やだ、恥ずかしいよ」
「だめ。こっち向けって。ん、…… ん、ん」
恥ずかしさから、顔そむける“あなた”に彼は容赦なく、頬から耳、首筋へと唇を滑らせた。
「耳はやめて、くすぐったい」
「耳、くすぐったいか? じゃあ、おでこ。…… 鼻…… 唇」
穏やかなキスを繰り返しながら、彼は“あなた”の様子を伺う。少し慣れてきたと判断したのか、彼は次第に激しくキスをし始めた。
「……ん……っ…………。ん……ふっ……はぁ……」
彼は我に返ったように唇を離した。
「……はーーーーーーーーっ。……お前が全然抵抗しないから、止まらなくなるとこだった。や、お前が悪いんじゃないんだけど…俺が、自分を止められなくなる。あんな顔されたら、このまま襲われてたって文句言えないぞ、お前。……さっき言っただろ、怖がらせたくない。お前にとって、最初で最後の彼氏になりたいから。これ以上は、まだやめておく。お前がいいって言うまで」
そう言って、彼は自分の気持ちを落ち着けるように、“あなた”から少し距離を置いた。
「さっきの態度でわかったと思うけど、俺は女ゴコロとかそういうの、疎いから。お前のことはよく見て、気をつけるって決めたんだ。傷付けないように。だけどさ、このまま一晩一緒に居たら、俺も大人しくしてる自信ないから…… 。あとでちゃんと、家まで送ってくよ」
“あなた”はそんな彼にそっと近づく。
「ん? なんだ……」
「大丈夫だよ……」
呟くように言うと、“あなた”は彼の手を握った。
「え?」
「……いいのか?」
彼の言葉に“あなた”は意を決したように頷いた。
「本当に、無理してないか? また俺に合わせようとしてるんなら、正直に言えよ。ヤらしてくれないなら嫌いになるなんて、そんな最低野郎だと思ってるわけじゃないよな?」
「そんなわけない。凌のことが好きだから、したいだけ」
「……したい、とか、そんなことまっすぐ言うなよ…」
彼は顔を真っ赤にして、そっぽを向く。
「あ、照れてる? いつもはあんなに自信満々なのに」
「ちょ、からかうなよ。ああ、照れてるよ、照れてる。いいだろ、いつもは自信あっても、お前の前だとペース崩れるんだよ。でも……」
そこまで言うと、彼は“あなた”をソファに押し倒した。
「……。お前がそういうなら、遠慮しないからな。……んっ…………っ、ん……。もう止めてやらないから、覚悟して……」
彼は言いながら、“あなた”の首筋にキスを繰り返す。
「朝になったら、ミルクと砂糖買ってくるから。それで、お前が買ってきてくれたケーキ、一緒に食べよう…… 」
見下ろす彼の視線を受けて、“あなた”は幸せそうに微笑んだ。
発売まで、楽しみにお待ちください♪
※製作上の都合等により、実際に収録される内容とは異なる場合があります。予めご了承ください。
2016年4月23日発売予定
大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ
同い年彼氏と終電を逃した夜に♡編が付録についた
Cheese!6月号
付録CD出演:皇帝
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