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【かれピロ】同い年彼氏と終電を逃した夜に♡編 ステラワース限定版シナリオ(1)

ステラワース限定版のシナリオ公開を更新しました☆

ドラマCD「大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ:同い年彼氏と終電を逃した夜に♡編」シナリオ公開を更新しました☆
今回もHayami先生が読みやすくかきかえてくださってますよ☆


彼の家で一夜を過ごした“あなた”と彼は、昼過ぎまで眠っていて――。


「おい、そろそろ昼になるぞ……」

なかなか起きない“あなた”に彼はキスをする。

「……ほら、起きろ」

目覚めのキスで“あなた”はゆっくりと目を開けた。

「おはよう」

「ああ、おはよう。ゆっくり寝れたか?」

「うん」

彼は起き上がり、ベッドのへりに腰をかけた。そんな彼を“あなた”は布団にもぐったまま見ている。

「そうか、なら良かった。今日は休みって言ってたよな? どこか出掛けるか?」

“あなた”は首を静かに左右に振った。

「のんびりしたいな」

そう答えた“あなた”の頭を彼は優しく撫で、愛しそうに“あなた”を見つめる。

「そうだな。俺も、午後から仕事だし……それまでのんびり過ごすか」

彼の言葉を聞きながら、“あなた”は手で口元を押さえ、欠伸をした。

「ふっ、まだ眠そうだな。お前もコーヒー飲むか?」

「砂糖とミルク、入れて欲しいな」

彼はキッチンに向かう。

しばらくすると、彼がコーヒーを淹れながら、ベッドにいる“あなた”へ声をかけた。

「砂糖とミルクな……。そういえばお前、苦いのは苦手って言ってたな。スプーン一杯ずつでいいか?」

「三杯ずつ入れて!」

「三杯? ……それ、甘すぎないか?」

「それくらいがいいの」

驚く彼に“あなた”は平然と言う。

「そうか? ……俺はブラック派だから、良さがわからないな」

「甘いの、苦手だったっけ?」

「いや、甘いものは苦手じゃない。ケーキなんかは好きだしな。でも、コーヒーは、どちらかというとブラックの方が美味いと思う。お前も久しぶりにブラックで飲んでみるか? 案外、克服してるかもしれないだろう」

そう言って、キッチンからやって来ると、彼はブラックコーヒーの入ったマグカップを“あなた”に差し出した。

“あなた”は恐る恐る口をつける。

「やっぱりダメ…………」

「ふっ……そんなにダメなのか。……これが飲めないなら、今は、俺とキスできないな?」

「どうして?」

「どうしてって、今さっきコーヒー飲んだばっかりだから。キスしたら苦いんじゃないかと思って」

彼はマグカップをベッドサイドに置き、“あなた”の上に覆いかぶさった。

「……苦いキスなんて嫌だろう?」



そう言って、彼は悪戯っぽく微笑んだ。

 

 

発売まで、楽しみにお待ちください♪

※製作上の都合等により、実際に収録される内容とは異なる場合があります。予めご了承ください。

 

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2016年4月27日発売予定
大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ
同い年彼氏と終電を逃した夜に♡編

出演:皇帝
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