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Velvet Voice(ベルベットボイス)レーベルリリース一覧

【かれピロ】同い年彼氏と終電を逃した夜に♡編コラボCD シナリオ公開(1)

お待たせいたしました☆月刊Cheese!とのコラボCDのシナリオ公開を本日より公開しちゃいます☆

今回もHayami先生が読みやすくかきかえてくださってますよ☆

 

突然振り出した小雨の中、“あなた”は慣れない道を歩き、彼の部屋へと向かっていた。
肌に当たる雨粒はひんやりと心地よい。


彼と付き合い始めて、1ヶ月が経とうとしていた。
今日は初めて、彼の部屋に行く。緊張と楽しみとが交互にやってきては、“あなた”の心から落ち着きを奪っていた。

彼の部屋の前に着くと、インターホンを押した。
しばらくすると、玄関のドアが開く。

「いらっしゃい。ここまで道、迷わなかったか?」

見慣れた彼の顔に“あなた”はなんだかほっとした。

「ちょっと迷っちゃった」

「やっぱり。だから迎えに行くって言ったのに…」

彼は玄関のドアを閉めようとして、空がどんよりと曇っているのに気が付いたようだった。

「ん……? 雨、降ってたんだな。気づかなかった」

「さっき降り始めたばかりだよ」

「雨の中、わざわざ来てもらって悪かった」

「ううん、大丈夫だよ」

彼は“あなた”の髪に触れる。

「髪、濡れてる……。傘持ってなかったのか?」

「うん。家出た時は、雨降ってなかったから」

「変なところで遠慮するな。風邪でも引いたらどうするんだ」

「そんな、悪いよ」

「まったく……今度からはぜったい迎えに行くからな。いまタオル持ってくる。先に中、入ってて。ソファ、座ってていいから」

「わかった」

“あなた”は勧められるまま、リビングへと入った。洋服が濡れていることが気になったものの、彼に言われた通り、ソファーに座る。
しばらくすると、彼がタオルを持ってやって来た。

「なんでそんな端っこで縮こまってるんだ?」

「なんとなく……?」

「なんとなく……って。まあ、いい。上着かして。濡れてるから、乾燥機かけてくる。あと、髪はこれで拭け。荷物もこっち置いていいから」

「ありがとう。あ、これ……」


“あなた”は手に持っていたビニール袋を彼に渡した。

今回はここまで!

次回更新をお待ちください☆

発売まで、楽しみにお待ちください♪

※製作上の都合等により、実際に収録される内容とは異なる場合があります。予めご了承ください。

 

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2016年4月23日発売予定
大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ
同い年彼氏と終電を逃した夜に♡編が付録についた
Cheese!6月号

付録CD出演:皇帝
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