【かれピロ】同い年彼氏と終電を逃した夜に♡編コラボCD シナリオ公開(1)
- 2016年04月10日
- 大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ
お待たせいたしました☆月刊Cheese!とのコラボCDのシナリオ公開を本日より公開しちゃいます☆
今回もHayami先生が読みやすくかきかえてくださってますよ☆
突然振り出した小雨の中、“あなた”は慣れない道を歩き、彼の部屋へと向かっていた。
肌に当たる雨粒はひんやりと心地よい。
彼と付き合い始めて、1ヶ月が経とうとしていた。
今日は初めて、彼の部屋に行く。緊張と楽しみとが交互にやってきては、“あなた”の心から落ち着きを奪っていた。
彼の部屋の前に着くと、インターホンを押した。
しばらくすると、玄関のドアが開く。
「いらっしゃい。ここまで道、迷わなかったか?」
見慣れた彼の顔に“あなた”はなんだかほっとした。
「ちょっと迷っちゃった」
「やっぱり。だから迎えに行くって言ったのに…」
彼は玄関のドアを閉めようとして、空がどんよりと曇っているのに気が付いたようだった。
「ん……? 雨、降ってたんだな。気づかなかった」
「さっき降り始めたばかりだよ」
「雨の中、わざわざ来てもらって悪かった」
「ううん、大丈夫だよ」
彼は“あなた”の髪に触れる。
「髪、濡れてる……。傘持ってなかったのか?」
「うん。家出た時は、雨降ってなかったから」
「変なところで遠慮するな。風邪でも引いたらどうするんだ」
「そんな、悪いよ」
「まったく……今度からはぜったい迎えに行くからな。いまタオル持ってくる。先に中、入ってて。ソファ、座ってていいから」
「わかった」
“あなた”は勧められるまま、リビングへと入った。洋服が濡れていることが気になったものの、彼に言われた通り、ソファーに座る。
しばらくすると、彼がタオルを持ってやって来た。
「なんでそんな端っこで縮こまってるんだ?」
「なんとなく……?」
「なんとなく……って。まあ、いい。上着かして。濡れてるから、乾燥機かけてくる。あと、髪はこれで拭け。荷物もこっち置いていいから」
「ありがとう。あ、これ……」
“あなた”は手に持っていたビニール袋を彼に渡した。
今回はここまで!
次回更新をお待ちください☆
発売まで、楽しみにお待ちください♪
※製作上の都合等により、実際に収録される内容とは異なる場合があります。予めご了承ください。
2016年4月23日発売予定
大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ
同い年彼氏と終電を逃した夜に♡編が付録についた
Cheese!6月号
付録CD出演:皇帝
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