【淫魔】熱血な誘惑・怠惰な誘惑 シナリオ公開(9)
- 2016年04月9日
- 淫魔
2016年5月25日発売予定!
寺竹順さん出演ドラマCD淫魔「熱血な誘惑・怠惰な誘惑」のシナリオ公開を更新☆
今回もHayami先生が読みやすく小説風にしてくださいましたよ☆
“怠惰な淫魔”は“あなた”の秘部を丹念に舐めながら、快感に身悶える“あなた”の様子をじっと見据えていた。
「……ああ、口の方も開いてきた。指と舌、どっちいれてほしい?」
“あなた”は“怠惰な淫魔”の言葉を拒否するように首を振る。
「嫌だなんて言ったって説得力ないよ。こんなに物欲しそうにしてるのに。入口を触っただけでわかる。すごく柔らかくなってるよ……。迷うけど、奥の方、触ってあげたいから、指にするね。お姉さんの一番いいとこ、教えて……?」
囁きながら、“怠惰な淫魔”は“あなた”の秘部に指をゆっくりと差し入れた。
「……へえ、中も随分柔らかいね。全然痛くないでしょ。あいつにいっぱい奥まで突いてもらったからかな……。もしかして、まだ結構余裕ある? 指一本じゃ、全然足りないって顔してる」
心を見透かされたような気がして、肯定も否定も出来ずに“あなた”は“怠惰な淫魔”を困った目をして見る。“あなた”の心中を察したのか、“怠惰な淫魔”は微笑んだ。
「……じゃあ、一緒に下も弄ってあげるよ。ちゅ……る……、ん…………っ、ふ……ぅ…………っ。俺の指と舌でイッちゃいな。んん……ふ……っ、は……ぁ…………っ」
“怠惰な淫魔”の刺激に喘ぎながら、“あなた”は必死で快感に飲み込まれないように堪える。けれど、“怠惰な淫魔”の舌と指はそれを許さなかった。
「イッたね。すごい精気……美味しいよ……。はぁ……こんなに精気を美味しいと思ったの、初めてだ……。なんかこの味を知っちゃったら、他の人間じゃ満足出来なくなりそう……」
“怠惰な淫魔”はそう言うと、愛おしそうに“あなた”のことを抱きしめる。
「お姉さん……っ。……はぁ……。たくさん精気、ありがと」
「もう満足したの?」
“あなた”は言いながら、“怠惰な淫魔”から身体を離す。
「んー……足りない。そりゃ最初は、本当にちょっと貰えれば良いって思ってたんだけど……、お姉さんの精気吸ったら、もっと吸いたくなった。だから、まだ足りない。けどもう疲れたなー……。んー…………」
“怠惰な淫魔”は何かを考えながら、“あなた”のことをじっと見つめている。“あなた”は“怠惰な淫魔”が何を考えているんだろう、と思いつつ、視線を受け止めていた。
「うん、そもそも俺、身体を動かすの好きじゃないしね。ねえ、俺ここに座ってるから、今度はお姉さんが口でしてよ」
今までそんな経験などなかった“あなた”は“怠惰な淫魔”の言葉に戸惑いを隠せなかった。
「……やったことない? 別に簡単だよ。俺のを舐めたりしゃぶったりすればいいだけだから。それに俺、テクとかあっても逆に萎えるんだよね。そういうのに慣れてない子を、ちょっとずつ覚えさせてあげるのが楽しいっていうか……。育成ゲームみたいでしょ? ね、やってみせてよ」
“怠惰な淫魔”に言われて、“あなた”は一つ大きく頷いた。
「ありがと、お姉さん。ん……、良い子だね」
“怠惰な淫魔”は“あなた”の頬にキスをすると、優しく微笑んで見せた。
今回の更新はここまで!次回の更新をお楽しみに☆
楽しみにお待ちください♪
※製作上の都合等により、実際に収録される内容とは異なる場合があります。予めご了承ください。
2016年5月25日発売
ドラマCD「淫魔」
熱血な誘惑・怠惰な誘惑
出演:寺竹順
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