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【ブーケ】禁断情事:ホストと私 シナリオ公開(11)


お待たせいたしました!
ドラマCD「禁断情事:ホストと私」のシナリオ公開を更新です☆

今回も正海春人先生が読みやすく、小説風に書き換えてくださってますよ☆

通常版出演

皇帝/伊藤ヒロ/泥左衛門/飯田 進/横良 翔/船木ふな
金剛山寿一/小山田 樹/秦 弥助

ステラワース限定版出演

皇帝/船木ふな

連動購入特典出演

皇帝/伊藤ヒロ


Part.11「悪戯な笑み、本気のキス」

桐生くんの覚悟を目の当りにして、私も気持ちが固まった。ホストという仕事している彼を好きでいることができるのか不安だったけど、今は全てを信じることができた。想いを伝えた瞬間、私は桐生くんの腕の中にいた。

「好きだ。ずっとお前が好きだった……」

絞り出すような声も、きつく抱きしめる腕も、優しく頬に触れる手も、全部に桐生君の気持ちが込められていた。
「好きって言葉がこんなに大切なんだって初めて思ったかも……」
「えっ……」
「ホストになってから、俺の言葉はどれも上辺だけだった。作り物で、客に向ける気持ちは空っぽで……最低だってわかってても、どうにもできなかった」
「……辞めようとは思わなかったの?」
「思った。でも、辞められなかった。司法試験から逃げて、この仕事からも逃げたら、俺は自分の生き方に言い訳すらできなくなるから……だからせめて、目標を達成させるまではこの世界にいようって思った」

やっぱり桐生くんが夜の世界に居続けるのには理由があった。他人が聞いたら小さな意地かもしれないけど、桐生くんなりの『逃げた』ことへのけじめを自分の中でつけたかったのだ。

「これでも自分のことは騙せてたんだぜ? けど学やお前に会ってから、昔の自分ばっかり思い出して……好きな気持ちまで、止められなくなった……」

桐生くんは私を抱き寄せると「責任、取ってもらうからな」と囁いた。驚いて顔を上げると意地悪に微笑む目とぶつかった。

「せ、責任?」
「突然俺の前に現れて、俺の心を持って行った責任」
「どうすれば……」
「抱きたい……お前を、俺のものにしたい……」

額に唇が押し付けられる。それだけで体も顔も熱くなっていく。

「どれくらい赤くなるんだろう。いっぱいキスしたら、また変わるのか?」

額から、耳、そして頬にかけて柔らかい唇が降りていく。吐息を漏らして桐生くんは眼鏡に手をかけた。

「なんで眼鏡……」
「邪魔だろ? それにこれ、伊達だし……何、眼鏡の俺のが好き?」
「……どっちも好き」
「――んっ……反則だろ、それ……んっ……はぁ……ほら……もっと口開けねえと……唇舐めるぞ?」

突然のキスはどんどん深いものに変わっていく。薄く唇を開くと、桐生くんは微笑んで更に長くて甘いキスをくれた――。


本日のシナリオ公開はここまで☆
次回更新をお待ちください☆

※製作上の都合等により、実際に収録される内容とは異なる場合があります。予めご了承ください。



2017年5月31日発売
禁断情事:ホストと私
出演:皇帝 ほか
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