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【ブーケ】禁断情事:先生と生徒 ステラワース限定版シナリオ公開(4)『素直にさせるためのお仕置き』


8月発売のドラマCD「禁断情事:先生と生徒」、ステラワース限定版のシナリオ公開を更新♪

脚本を担当してくださった「正海春人」先生が小説風に書き換えて下さってますよ☆

先生と生徒キャスト

<本編出演>
杉原祐也:四ツ谷サイダー
谷口 明:絢瀬 零士
羽瀬冬一:背脂増々
真澄加奈:逢
滝本康介:常磐 周平

<ステラワース限定版出演>
杉原祐也:四ツ谷サイダー

<連動購入特典出演>
杉原祐也:四ツ谷サイダー
谷口 明:絢瀬 零士
羽瀬冬一:背脂増々
真澄加奈:逢


Part.4『素直にさせるためのお仕置き』

スイッチの入った先生はとにかく意地悪だ。

「俺に強がりを言った罰も含めて、しっかりお仕置きしてあげる……俺がいいって言うまで、声出しちゃダメだよ?」

耳に息を吹きかけられたり体をなぞられたり、直接的な刺激はないのに体は小さな反応を示していく。
『お仕置き』という言葉に何かを期待をしていたことを、先生は見透かしている。だから私に『それ』を言わせようとする声は意地悪く弾んでいた。

「ふっ……素直に言ってみたら……? 本当はエッチだって……」

「そんなことない……っ」

「ふうん……そう。こうやってここを触られても、そう言える?」

私を抱きかかえていた手は胸に回されて敏感になった部分に触れる。先生が囁いたり、耳に息を吹きかけたりするたびに、体は疼いていた。
先生は胸の尖りを確認すると私の手を導いて、そこに触れさせる。

「……ほら、こうやって自分で触ってごらん?」

「恥ずかしいから嫌です……」

「嫌? ふっ……こんなに魅力的なのに……勿体無い」

楽しそうな声がしたかと思うと再び耳元に熱を感じた。先生の唇がすぐそばにあって神経がそこに集中してしまう。

「ねえ……普段自分で触ることないの?」

囁かれて私は首を振った。そんな私に「後悔するかもよ」と意地悪な声がする。それを合図に先生は硬く尖ったものに触れる。体勢を変えられて、ぬるりと熱く濡れた舌がそれを転がした。
体の奥から突き上げる熱に耐えられなくなる。触れられてもいないのに下半身が何かを欲している。

「ふふっ、どうしたの? 急にモジモジして……」

「……っ」

「ああ……こっち、触ってほしいんだ?」

何も言えずに俯く。ただただ恥ずかしくて顔に熱が集まっていた。

「顔、真っ赤……可愛いな……ねえ、どうして欲しいか言って? 言えたら、今度はご褒美をあげる」

言葉は変わらず余裕のある感じなのに、私を見つめる目はすごく優しい。私は羞恥心を振り払って、その笑みに応えるように呟いた。
すると先生は一瞬息を呑んで。

「っ、ふふっ……そんな可愛いお願いされたら、恋人としては、叶えてあげたくなるよね……」

そう言うと先生は私を抱き上げた。


今回の更新はここまで!
次回更新を楽しみにお待ちください!
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2016年8月24日発売予定
禁断情事:先生と生徒
出演:四ツ谷サイダー ほか
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