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【ブーケ】禁断情事:お義兄ちゃんと義妹 シナリオ公開(14)『ごめん』


7月発売のドラマCD「禁断情事:お義兄(にい)ちゃんと義妹(いもうと)」のシナリオ公開を更新♪

脚本を担当してくださった「正海春人」先生が小説風に書き換えて下さってますよ☆

お義兄(にい)ちゃんと義妹(いもうと)キャスト

涼太  :佐和真中
小宮 充:八王子タカオ
神塚高司:椎名優
父   :お代官.様
母   :西野玖海


■シナリオ公開Part14『ごめん』

「ごめんな……せっかく慕ってくれたのに、理想の兄貴のままでいられなくて……」

お義兄ちゃんは全部自分が悪いと思っている。

「はぁ……怖くて、逃げられないんだろ……当たり前だよな……信じてたやつに裏切られて、こんなこと、されてるんだから……」

そんなことないと言いたい。
私もお義兄ちゃんを特別に想っていたことを早く伝えたいのに、震える体が声を奪っていた。

それでもお義兄ちゃんの唇や舌が、体をなぞる度に体は正直に反応していた。
これが好きな人に抱かれるという喜びなのか。
怖いという感覚は与えられる快楽に薄らいでいく。

「俺なんかに触られても、感じてくれるんだな……ひどいことしてるって自覚あるのに……お前が感じてくれてるんだって思うと、嬉しい……」

辿る手は私の下半身にそっと触れていた。

「っ、ちゃんと濡れてくれてるんだな……下着の上からでもわかるよ」

恥ずかしくて、漏れる声は拒否の言葉。本当はそんなこと思っていないのに、私はまたお義兄ちゃんを傷つけた。

「んっ……はぁ……女の人ってさ、愛を持って接されると、身体は反応してしまうんだって」
「たとえカップルだったとしても、そこに相手を思いやる気持ちがないまま抱いても、気持ちよくはならないんだ……」
「都合の良い解釈かもしれないけど、俺の想いが、お前の身体にはちゃんと届いてるって……信じさせて」

届いてる。お義兄ちゃんの気持ちも、お義兄ちゃんの熱も。
それを伝えたいのに、私の声は気怠く掠れるだけだった。


今回の更新はここまで!
次回の更新は【 6月21日 】を予定しています!
お楽しみに☆

※製作上の都合等により、実際に収録される内容とは異なる場合があります。予めご了承ください。

商品紹介

【切り取り・SAMPLE入り】禁断ジャケ絵01

2016年7月27日発売予定
禁断情事:お義兄(にい)ちゃんと義妹(いもうと)
出演:佐和真中 ほか
ご予約はこちら
ステラワース限定版のご予約はこちら

お義兄ちゃんと義妹 Story

ある日、両親の旅行で義兄と2人きりで留守番をすることになった“あなた”。
2人きりで過ごせることを楽しみにする“あなた”だったが、義兄が深刻な様子で
親友の神塚に何かを相談しているのを目撃する。

2人きりの夜。食事の後、すぐに部屋に入ってしまう義兄。
一緒にいたい“あなた”は『一緒にアイスを食べよう』と部屋を訪ねるが、
しばらくすると義兄は神塚の家に行くと言い出す。
寂しそうな“あなた”を説得して出ていこうとするが……。

「俺の気持ちも知らないで……」
ついに抑えていた積年の想いを“あなた”にぶつける義兄。
押し倒された“あなた”は義兄の愛を知ることになる。

「本当にごめんな……」
“あなた”の耳元で聞こえてくるのは「謝罪」と狂おしいほどの「愛」の言葉だった――。

お義兄ちゃんと義妹 ステラワース限定版 Story

――「映画の続きと俺との続き、どっちがいい?」

想いが重なってから数日後。
朝寝坊する義兄の部屋に忍び込む”あなた”。
起こされた義兄は“あなた”と映画を見ようとするが、
部屋着姿に“あなた”に我慢できなくなる。
下には両親がいるが、義兄の行為はエスカレートして……。

「俺の声に弱いなんて嬉しいな……」
義兄に新しい弱点を見つけられて攻められる――。

連動購入特典 Story お義兄ちゃんと義妹Side

――「お前以外、考えられないから……」

ある日、両親の目を盗んで体を重ねていた2人。
義兄は“あなた”とこのまま秘密の関係で終わらせたくないと話す。
これから先も“あなた”と一緒にいるために、“あなた”を幸せにするために、
両親に打ち明ける決心をしたという義兄だったが……。

「決定的な場面見られてるんだから……言うことは一つだよ」
抱き合っている場面を見られてしまった義兄は選んだ行動は……。

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