【petit】土門熱だらけ~ちょっと大胆になって♡~ 人気第2位:AV男優 シナリオ公開(3)
- 2017年09月8日
- petit
おまたせいたしました☆
土門熱だらけ~ちょと大胆になって~ 第2位:AV男優 編のシナリオ公開を更新☆
シナリオを担当してくださった、正海春人先生が読みやすく、小説風に書き換えてくださってます!
Part.3『心も体も……』
取材が終わる頃には、セックスに対する私の意識も少し変わっていた。それを九条さんに伝えると、「早速試すの?」と尋ねられた。どうやら九条さんは、私に恋人がいると思っていたようだ。それを否定すると、驚いたように目を見開いた。
「仕事ばっかりだし、そういうことにも興味が持てなかったんです」
「なるほど……仕事が恋人ってわけか。俺と同じだね」
「九条さんも?」
「まあね……。だから久しぶりなんだ」
「?」
何が、と問おうと九条さんを見ると、今まで見てきたどの表情よりも甘い笑みがあった。鼓動が跳ねるのを自覚したと同時に、九条さんの大きな手が私の手に触れた。
「仕事以外で、女の子に触れたくなったの」
「……また、からかってますね」
「いや、本気だよ。彼氏がいないなら、なおさら」
九条さんが距離を詰める。さっきまであった私たちの隙間はもう、ほどんどない。耳元に九条さんの声がダイレクトに届くほど、近い――。
「俺と試してみない? 心も体も満たされるセックス」
「……っ」
びくりと肩を揺らすと、九条さんが優しく私の肩を包んだ。
「俺で実験して」
再び耳元で囁かれて、私はそっと顔を上げた。遊ばれているのかと思ったが、九条さんの目は真剣そのものだった。
「君が感じたリアルを記事にしていいよ。本気で、俺と向き合ってくれるんでしょ?」
「……九条さんは、取材対象です」
「だから。取材対象となら、そういう取材をしても問題ない」
「…………」
本当にそんな取材が許されるのだろうか。そう思いながら、これ以上自分がどれだけ変わるのか、試してみたい。そう思った瞬間に、私の答えは決まった――。
「……わかりました。セックスが大切なものだって教えて下さい」
「ふふっ。宣戦布告ってわけか……」
笑った九条さんの顔がすっと近づいて、私の唇に触れた。
「いいよ。最高の夜を教えてあげる――」
本日の公開はここまで!次回の更新をお楽しみに!
2017年9月27日発売予定
あなたの1票で収録エピソードが決まる!
○○だらけシリーズ
ドラマCD「土門熱だらけ~ちょっと大胆になって♡~」
出演:土門熱
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※製作上の都合により、収録内容は変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。