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【petit】佐和真中だらけ~彼とはじめての♡~ 王子編 シナリオ公開(7)

  • 2017年03月31日
  • petit

大変おまたせいたしました☆

佐和真中だらけ~彼とはじめての~ 第1位:王子 編のシナリオ公開を更新☆
シナリオを担当してくださった、正海春人先生が読みやすく、小説風に書き換えてくださってます!

 


【SAMPLE入り】王子_トリミング済

王子は私の手首をベッドサイドに繋いで、すぐに戻ると言って一度この部屋を出た。一方で私は絶え間なく続くローターの振動をそこに受けていた。
これ以上されてはきっと自分を見失う。逃げようと体を捩るけど、自由を奪われて快楽を与え続けられた体はいうことをきかない。
しばらくすると再び鉄製の重い扉が開いた。戻ってきた王子は私を見るなり嬉しそうに笑みを浮かべた。

「ああ、ちゃんとついてるね。さっきと体勢が変わっているのは、ここが辛かったから? 膝で立つまではできたみたいだけど、それ以上はどうにもならないか……。ベッドに繋がれて、こんなにいやらしい蜜を垂らして……自分で慰められなくて辛かったでしょ?」
「……っ、もう、取って、下さい……」
「じゃあ君が求めて? 俺の心も体も欲しいって、ちゃんと言えたら楽にしてあげる」

言えなかった。言ってしまったら本当に私は後戻りができないと自分でわかっていた。黙っていると王子の声が微かに狂気をはらんだものに変わった。膝立ちになっていた私を再びベッドに押し倒す。そして振動を与え続けるそれを無理やり取ると、中に指を突き立てた。

「もう疼いて仕方ないんじゃない? 正直に言えば……? そうすれば、めちゃくちゃに愛して、君が懇願するまでその体を俺でいっぱいにしてあげる……」

そう言った王子はもう止まらなかった。唇を重ねて、舌をねじ込む。

「ふふっ……ねえ、さっきより口が開いてるよ……どうして? 最初はあんなに閉じていたのに……もしかして俺のキスで感じてくれてる?」

私は半分自分を手放していた。絶え間ない快楽。絶え間なく私を求める言葉と声。私は一体どうしたいのか、もうわからなくなっていた。ただ譫言にようにやめてと呟いていたけど、それが本心なのか、わからない――。

「君の全てが愛しいんだ……その唇で俺を呼んで……その耳で俺の声だけ聞いていて……その目で俺のことだけ見つめて……」

王子が苦し気に呟く。歪んでいるけど、本当に愛してくれているのが伝わってくる。

「本当はこの目もこの口も、耳も全て覆ってしまいたくなる……。それで俺の体温だけ感じていれば、君は俺のことしか考えなくなるだろ?」

王子は何度も、俺を求めて、と囁いた。私の中を弄りながら。
私は言葉で何度も拒絶を示していたけど、体はもう王子のことを求めていた。王子もきっとそれをわかっていた―――。


 

続きが気になる方はぜひ!製品版をご購入ください☆

※製作の都合上、収録内容は変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。

 

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2017年3月24日発売予定
あなたの1票で収録エピソードが決まる!
○○だらけシリーズ
ドラマCD「佐和真中だらけ~彼とはじめての♡~」
出演:佐和真中
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