【密カレ】同級生の彼と体育倉庫で…… ステラワース限定版シナリオ公開(3)
- 2015年05月16日
- 密室に閉じ込められて、気になる彼にあんなコトやこんなコトをされちゃうシリーズ
大好評発売中☆
ドラマCD「密室に閉じ込められて、気になる彼にあんなコトやこんなコトをされちゃうシリーズ:同級生の彼と体育倉庫で……」のステラワース限定版シナリオ公開第3回です!
そして、今回もシナリオはドラマCDのシナリオを担当して下さった「Hayami」様が書いてくださいました~☆
お楽しみください♪
「初めてのお家デート♡」
作:Hayami
お箸を置いた雅也は、ソファの背もたれにどんっともたれた。
「あー、お腹いっぱい! ご馳走様でした! ホント美味しかったなぁ……」
嬉しそうに私を見る雅也を見ていて、私も嬉しくなる。
「何か、甘いデザートが食べたくなっちゃったなー。さっきはおあずけだったけど……」
「ごめんね。デザートは用意してなくって……」
「ううん。違うよ。僕が言ってるのは、こういう意味」
雅也は細く長い指で、私の顎を軽く持ち上げる。
「ねっ……さっき言ったよね? “覚悟してね”って……」
雅也はそう言うと、私の唇に自分の唇を重ねた。
やだ……。どうしよう……。ドキドキが止まらなくなりそう……。
彼の唇は何度も私を求める。
その度に鼓動が速くなり、息があがっていく。
どうしよう……、このままじゃ……。
「ん……すっごく……甘い……。君は極上のデザートだ……」
雅也は言いながら、私の頬に、耳に、唇に、次々とキスをしていく。
私は雅也のワイシャツをぎゅっと握った。
雅也の舌が私の唇を割って、中へと入ってくる。
彼の舌が私の舌と絡み合い、ワイシャツを握る手により一層力が入った。
これ以上はダメ……。
「んっ……」
雅也の吐息が漏れたのと同時に、雅也は唇を離し、私を強く抱き締めた。
「ねぇ、ベッドに行こう?」
耳元で甘く囁かれ、私は「うん」と小さく頷いた。
「それじゃあ……」
そう言って、雅也は立ち上がり、私も少し遅れて立ち上がった。
「こっちにおいで」
「きゃっ!」
雅也に言われて、不思議に思いながら近付くと、突然抱きあげられた。
「一度、お姫様抱っこってしてみたかったんだ」
「重いでしょ……?」
私の言葉に雅也はくすっと笑う。
やっぱり、重かったんだ……!
「大丈夫、全然重くないよ! このまま、ベッドまで運んであげる」
「ダメ! 重いから早く降ろして……!」
私は降ろしてもらおうと、じたばたと手足を動かした。
「そんなことないって! もうジタバタしないの! 今日の君は僕のデザートなんだから、大人しく食べられなさい!」
「だって……」
雅也に言われて、私は両頬を膨らませた。
大人しくなった私に満足したのか、雅也は少し勝ち誇ったように微笑みを浮かべる。
彼は私をお姫様だったこしたまま、寝室へ向かうと、静かにベッドの上に降ろしてくれた。
雅也はベッドの上に座っている私の肩に両手を置き、私の瞳をじっと見つめる。
どうしたんだろう……?
私が「どうしたの?」と訊こうとした瞬間、雅也は屈んで私の唇に軽くキスをした。
不意打ちはずるいよ……。
私は口に出来ずに少し拗ねたように雅也を見上げた。
「とっても甘い。君は僕だけのデザートだもんね。――それも、極上の――」
そう言う雅也の笑顔に私の胸は今日一番トキメいていた。
今回のシナリオ公開はここまで!
是非ゲットしてくださいね☆
※製作上の都合等により、実際に収録される内容とは異なる場合があります。予めご了承ください。
2015年4月29日発売予定
密室に閉じ込められて、気になる彼にあんなコトやこんなコトをされちゃうシリーズ
同級生の彼と体育倉庫で……
出演:悠輝タクト
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2015年8月26日発売予定
密室に閉じ込められて、気になる彼にあんなコトやこんなコトをされちゃうシリーズ
隣人の彼とエレベーターの中で……
出演:ミノベサトル
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