【かれピロ】同い年彼氏と思い出デートで♡編 シナリオ公開(10)
- 2017年11月6日
- 大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ
お待たせしました!12月発売「大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ」のシナリオ公開を更新です☆
今回も読みやすく、Hayami先生が書き換えてくださっていますよ!
“あなた”は彼の腕に頭を乗せたまま、彼といろんな話をしていた。
「ねえ、隆弘」
「……ん?」
「……ありがとう、好きになってくれて」
「……。ふふ。ううん、お礼を言うのは俺のほう」
「俺のこと、好きになってくれてありがとう」
彼は“あなた”の髪を優しく撫でた。
「どんなに一緒にいても、飽きるどころか、どんどん好きになる。……特に、こうして二人でゆっくり過ごしてると……体を離すのが、嫌で嫌で仕方なくなる」
彼は“あなた”をぎゅっと抱きしめる。
「はあ……。時間、止まってくれないかな」
「ええ?」
「この状態で、一気に急速冷凍するの。あはは、どう? 抱きしめ合ったまま、カチコチになって……そしたら、ずっと一緒にいられるよ。ちょっとロマンティックじゃない?」
「あはは、どっちかと言うと、ホラーだよ」
「えー、ホラーかなあ。ラブ・ロマンスだって」
「急に変なこと言うなぁ」
「あはは。多分、昨日見た映画がそういうやつだったから、イメージが引っ張られたんだと思う」
「なんかね、一人の女の子が、人間を冷凍保存できる装置に入って、百年後に目覚めるみたいな……。面白かったよ」
「へえ、ちょっと見たいな」
「じゃあ、今度一緒に見よう。俺もわかんないところあったから、もう一回見直したいんだよね」
「うん。そうしよう」
「うん」
彼が返事をした後、しばらく沈黙が落ちた。
規則的な雨の音だけが聞こえる。
「……雨の音って、綺麗だね」
「そうだね……」
「ねえ。……せめて、あの雨が止むまでは……ずっと、こうしてよう?」
「うん」
「……」
気が付けば、彼は静かな寝息を立てていた。
本日の公開はここまで!
次回の公開をお待ちください!
2017年12月22日発売
大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ
同い年彼氏と思い出デートで♡編
出演:佐和真中
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