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【かれピロ】一目惚れ彼氏と夜桜デートのあとで♡編 シナリオ公開(9)

お待たせいたしました!
6月発売の「大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ:一目惚れ彼氏と夜桜デートのあとで♡編」のシナリオ公開更新です!
今回もHayami先生が読みやすく書き換えてくださっていますよ!

 



愛を交わし合った後、彼は“あなた”を抱きしめながらベッドに横になっていた。


「やっぱり僕は、君を抱きしめてる時が一番幸せだな……。君の肌の弾力……何度抱いても足りない……。身体、痛いところない……?」

「ううん、ないよ。篤史さんこそ、背中……」

「ああ、僕の背中は気にしなくていいよ。君以外、誰も見ないんだから」

「そんなこと言って、もう」

「それより、腰も辛くない? 中は大丈夫? 辛かったら、言っていいんだよ……? 結構調子に乗って無茶したし……」

「本当に大丈夫。ただ……」

「何?」

「喉が渇いたかな……」

“あなた”は遠慮がちに彼に言う。

「うん、僕も少し喉が渇いたな。ちょっと待ってて……しょっと……」

彼は起き上がると、ベッドから出て、キッチンへと向かった。

「あった、これだ……」

少し離れたところから、彼の声とワインのコルクが抜ける音が“あなた”の耳に届く。

「じゃーん。実はもう1本、『とっておき』があったんだ」

彼はワインとグラスを持ってベッドに戻ってくると、嬉しそうに“あなた”に見せた。

「ワイン?」

「うん、さっき飲んでたのとは別のワイン。ちょっと変わってるワインでね。この季節に飲もうと取っておいてあったんだ。一緒に飲もうよ。おいしいイチゴも一緒に……ね?」

「お酒、たくさんあるんだね」

彼はベッドに腰をかけると、“あなた”に微笑みかけた。

「フルーツはもともと好きだけど、お酒が増えたのは君の影響だよ。それより、ほら、見てて」

彼はグラスにワインを注ぐ。すると、みるみるうちにグラスはピンク色のワインで満たされていった。

「わあ、綺麗な色」

「桜色のワインなんて、珍しいよね。桜の季節に飲んだら、贅沢だなって思って。さあ、どうぞ……」



彼はそう言って、“あなた”にグラスを差し出した。

 

今日の公開はここまで!
次回の更新をお待ちください☆
※制作の都合上、一部変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。



2017年6月28日発売
大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ
一目惚れ彼氏と夜桜デートのあとで♡編

出演:四ツ谷サイダー
※本作は「一目惚れ彼氏と高級ホテルで♡編」をお聞きいただかなくともお楽しみいただけます。
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