Velvet Vice

Velvet Voice(ベルベットボイス)レーベルリリース一覧

【かれピロ】一目惚れ彼氏と夜桜デートのあとで♡編 シナリオ公開(1)

大変お待たせいたしました!
6月発売の「大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ:一目惚れ彼氏と夜桜デートのあとで♡編」のシナリオ公開を本日より開始です!

 

仕事を終えた“あなた”は、彼との待ち合わせ場所に急いでいた。
雑踏を抜け、もう少しで待ち合わせ場所に着くという時、スマホの着信音が鳴り、“あなた”はバッグからスマホを取り出す。
通話ボタンをタップすると、“あなた”が言葉を発する前に彼の声が聞こえた。


「もしもし? 仕事終わった?」

「うん」

スマホから聞こえる彼の声に“あなた”は思わず笑顔になる。

「よかった。僕もさっき終わったところ。会社出る時、部下に『嬉しそうですね』って言われちゃったよ」

「早く上がれるの久しぶりだもんね」

「うん。早く上がれたのはもちろん嬉しいけど……やっぱり、君に会えるからそう見えたんじゃないかな」

「だったら嬉しいな」

「絶対そうだよ。ん……、こっちは時間通りに待ち合わせ場所に着きそうかな」

「私ももう着く」

「わかった。すぐ行くから待ってて。じゃあね」

彼との電話を切ると、“あなた”は待ち合わせ場所に向かって、再び歩き出す。
待ち合わせ場所に到着すると、まだ彼は来ていなかった。
行き交う車を眺めながら、“あなた”は彼を待つ。
しばらくすると、“あなた”から少し離れたところに真っ白なリムジンが緩やかにブレーキをかけて停車した。
リムジンから降りてきたのは彼だった。“あなた”は驚きながらも彼に駆け寄る。

「お待たせ」

「びっくりした……」

「うん、びっくりさせました。リムジンは初めて?」

「初めて」

「そっか。……なら、初めてのドライブを是非とも楽しんでもらいたいな」
「ほら、どうぞ。快適なドライブを保証するよ」

「本当に乗ってもいいの?」

“あなた”は目の前にあるリムジンを見て、遠慮がちに問う。

「いいに決まってるよ。君のために用意したんだから」

「で、でも……」

リムジンと彼を交互に見遣る“あなた”に、彼は少し困ったように顎に手をやった。

「うーん、君がどうしても歩きたいって言うなら、運転手にはこのまま帰って貰うことになるけど……」

「そっちの方が勿体ないよ!」

「でしょ。ということで君がリムジンクルーズを楽しんでくれれば、みんな幸せだから。ね?」

「……うん」

「さあ、どうぞ」


彼に促され、“あなた”はリムジンに乗り込んだ。

今日の公開はここまで!
次回の更新をお待ちください☆

2017年6月28日発売
大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ
一目惚れ彼氏と夜桜デートのあとで♡編

出演:四ツ谷サイダー
※本作は「一目惚れ彼氏と高級ホテルで♡編」をお聞きいただかなくともお楽しみいただけます。
ご予約はこちら
ステラワース限定版のご予約はこちら

 

LINEで送る
Pocket

Velvet Voice(ベルベットボイス)レーベルリリース一覧
ページのトップへ