【かれピロ】年下彼氏とスケートデートのあとで♡編 シナリオ公開(9)
- 2017年01月12日
- 大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ
2月22日発売予定の「大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ:年下彼氏とスケートデートのあとで♡編」(出演:吉村カートマン)シナリオ公開更新です☆
今回もHayami先生がよみやすく書き換えてくださっています☆
彼は腕枕をした体勢のまま、“あなた”を見つめた。
「……はぁ、今日楽しかった……」
「俺、このまま幸せすぎて死ぬかも~」
「えっ!?」
心底嬉しそうに言う彼に“あなた”は少し驚いた。
「だって、今日こうやって一緒に過ごせると思ってなかったし……」
「私も……大毅と同じ気持ちだったし……」
彼の言葉に“あなた”は思っていたことを口にする。
「そうだったんですか? なんか、嬉しい……先輩もそう思ってくれてたなんて」
「先輩、いまは社会人だから……。なかなか会える時間も限られてるし、俺、寂しいんですよ」
「前はバイト先でたくさん会えてたのに……」
「途中でバイト辞めちゃったしね」
「先輩からバイト辞めるって聞いたとき、ショックだったんですからね」
「就活のためだったから、仕方ないですけど……」
「まあ、でも……それがきっかけで辞める前に思い切って告ったんで、結果的に良かったです」
「あの時、俺……振られると思ってたから、すげぇ嬉しかったな~」
「そんなこと思ってたの?」
“あなた”は彼から告白された時のことを思い出していた。確かにあの時の彼はとても緊張していたように思う。彼がそんな風に思いながらも告白してくれたことが嬉しかった。
「そりゃそうっすよ。俺、年下だし……先輩ってば、皆に優しかったし」
「ただでさえ、年下で不利だと思ってたから……」
「そんなこと、気にする必要ないのに」
「俺は気になるんですってば」
「バイトしてた時、俺かなりアピールしてたつもりなんすけど……全然気づいてくれなかったし。年下は眼中にないのかと思ってましたもん」
「そうだったんだ……」
言われてみれば、彼からのアピールには全く気が付いていなかった。それと同じくらい、年下だから眼中になかったということもない。彼の当時の気持ちを知れば知るほど、“あなた”は彼のことが愛おしくなった。
「……ねっ、俺のどこが好きなんですか?」
「急にどうしたの?」
「いやぁ、聞いたことなかったな~と思って」
「俺も話すから、先輩も教えてくださいよ」
「え~」
「無理にとは言わないですけど~」
「じゃあ、大毅から」
「俺から? まぁ、別にいいですよ」
「んー、そうだなぁ……新人の頃、先輩が色々と教えてくれたじゃないですか」
「実は、あのときからずっと気になってたんですよ」
「ああ、それに、初めて俺が人見知りだってこと、他の人に気づかれたんですよね~」
「そうだったの?」
「そっ。俺、こんなノリじゃないですか」
「人見知りだって言ったら、皆から嘘だって言われちゃうんですよ」
「これでも最初はかなり緊張してるんだけどな~」
「そう見えないからすごいよね」
「へへっ、よく言われます。まっ、普段の俺を見てたら、皆は全然想像できないと思いますけど~」
「だから、本当の俺を見抜いてくれたとき、嬉しかったんです」
「俺のこと、きちんと見てくれる人だな~って……」
彼の言葉に“あなた”は急に恥ずかしくなって、彼から顔が見えないように下を向いた。
「な~に、照れてるんですか。次は先輩の番ですよ」
彼は笑いながら、“あなた”に話を促した。
今回の更新はここまで!
次回の更新をお待ちください☆
※製作上の都合等により、実際に収録される内容とは異なる場合があります。予めご了承ください。
2017年2月22日発売予定
大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ
年下彼氏とスケートデートのあとで♡編
出演:吉村カートマン
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