【かれピロ】年下彼氏とスケートデートのあとで♡編 シナリオ公開(3)
- 2017年01月6日
- 大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ
2月22日発売予定の「大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ:年下彼氏とスケートデートのあとで♡編」(出演:吉村カートマン)シナリオ公開更新です☆
今回もHayami先生が読みやすく書き換えてくださってますよ!
彼と“あなた”は、スケートリンクの外にある通路を歩いていた。
「そういえば、先輩ってスケートしたことあったんですか?」
「小学生のとき以来かな……」
「結構前っすね。まぁ、なかなか機会がないと滑りに来ないか」
「大毅は良く滑りにくるの?」
「俺は結構来てますよ~。この間も、大学の友達と一緒に来ました」
「あと、知り合いの紹介で仲良くなった人とも来たし……」
「すごいね……」
彼が頻繁にスケートに来ていることに“あなた”は心底驚きながら、相槌を打つ。
「同じ趣味を持った人同士だと、話しやすいんですよ」
「連絡先交換したのは結構前ですけど……。この間久しぶりにメールが来て、急遽滑りに行くことになったんです」
「すごい行動力……」
「皆運動するの、好きなんでね」
「おっ…あった、あった~」
彼は何か見つけたらしく、急に立ち止まった。彼の目の前には自販機がある。
「ん~、どれがいいかな。先輩は何飲みます?」
彼はしばし考えたのち、“あなた”を振り返った。
「え?」
「今日一日付き合ってくれたお礼に、俺が奢りますよ」
「そう? じゃあ、ココアが良いな」
「ココアですね、了解~」
彼は自動販売機に小銭を入れると、ココアの購入ボタンを押す。ドリンクの缶が落ちてくると彼はココアを手に取った。
「……はい。熱いから気をつけてくださいよ」
彼はにこっと微笑んで、“あなた”にココアを差し出す。
「ありがとう」
“あなた”は彼からココアを受け取ると、缶のプルタブを引き上げた。
「どういたしまして。俺は……っと、コーヒーにしよっかなっと」
彼は迷った挙句、コーヒーを選ぶ。ドリンクの缶が落ちてくると、すぐさま拾い上げた。
慣れた手つきでプルタブを引き上げ、コーヒーを口にする。
「……はぁ~、うまぁ~」
「ねっ、先輩! 一口くれません?」
「いいよ」
“あなた”は飲みかけのココアを差し出す。
「いただきまーす……」
けれど、彼はココアに目もくれず、“あなた”にキスをした。
「な、なんでキス!?」
「俺、別にココアください……なんて言ってませんよ?」
「ひ、人前だよ!」
あたふたする“あなた”に彼は涼しい顔を向ける。
「いいじゃないですか、人前でも。それにいま周りに誰もいないし~」
「だからって……」
「ふっ……相変わらずですね」
「先輩がそんな可愛い顔してるから、キスしたくなっちゃうんですよ」
「こんな風に……」
彼は言いながら、“あなた”の頬に触れ、再度“あなた”の唇に自分の唇を重ねた。
「あっ、耳まで真っ赤になってる。……もしかして照れてます?」
「もう、知らない!」
「すみませんってば! もうしないから、ねっ?」
“あなた”が顔をぷいっと横に向けると、彼は慌てて言う。そんな彼を可愛いな、と“あなた”は内心思いつつも、そんな素振りは微塵も見せなかった。
「……今回だけね」
“あなた”はくすりと笑うと、彼を見た。
今回の更新はここまで!
次回の更新をお待ちください☆
※製作上の都合等により、実際に収録される内容とは異なる場合があります。予めご了承ください。
2017年2月22日発売予定
大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ
年下彼氏とスケートデートのあとで♡編
出演:吉村カートマン
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