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【かれピロ】年下彼氏とスケートデートのあとで♡編 シナリオ公開(3)

2月22日発売予定の「大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ:年下彼氏とスケートデートのあとで♡編」(出演:吉村カートマン)シナリオ公開更新です☆

今回もHayami先生が読みやすく書き換えてくださってますよ!


彼と“あなた”は、スケートリンクの外にある通路を歩いていた。


「そういえば、先輩ってスケートしたことあったんですか?」

「小学生のとき以来かな……」

「結構前っすね。まぁ、なかなか機会がないと滑りに来ないか」

「大毅は良く滑りにくるの?」

「俺は結構来てますよ~。この間も、大学の友達と一緒に来ました」
「あと、知り合いの紹介で仲良くなった人とも来たし……」

「すごいね……」

彼が頻繁にスケートに来ていることに“あなた”は心底驚きながら、相槌を打つ。

「同じ趣味を持った人同士だと、話しやすいんですよ」
「連絡先交換したのは結構前ですけど……。この間久しぶりにメールが来て、急遽滑りに行くことになったんです」

「すごい行動力……」

「皆運動するの、好きなんでね」
「おっ…あった、あった~」

彼は何か見つけたらしく、急に立ち止まった。彼の目の前には自販機がある。

「ん~、どれがいいかな。先輩は何飲みます?」

彼はしばし考えたのち、“あなた”を振り返った。

「え?」

「今日一日付き合ってくれたお礼に、俺が奢りますよ」

「そう? じゃあ、ココアが良いな」

「ココアですね、了解~」

彼は自動販売機に小銭を入れると、ココアの購入ボタンを押す。ドリンクの缶が落ちてくると彼はココアを手に取った。

「……はい。熱いから気をつけてくださいよ」

彼はにこっと微笑んで、“あなた”にココアを差し出す。

「ありがとう」

“あなた”は彼からココアを受け取ると、缶のプルタブを引き上げた。

「どういたしまして。俺は……っと、コーヒーにしよっかなっと」

彼は迷った挙句、コーヒーを選ぶ。ドリンクの缶が落ちてくると、すぐさま拾い上げた。
慣れた手つきでプルタブを引き上げ、コーヒーを口にする。

「……はぁ~、うまぁ~」
「ねっ、先輩! 一口くれません?」

「いいよ」

“あなた”は飲みかけのココアを差し出す。

「いただきまーす……」

けれど、彼はココアに目もくれず、“あなた”にキスをした。

「な、なんでキス!?」

「俺、別にココアください……なんて言ってませんよ?」

「ひ、人前だよ!」

あたふたする“あなた”に彼は涼しい顔を向ける。

「いいじゃないですか、人前でも。それにいま周りに誰もいないし~」

「だからって……」

「ふっ……相変わらずですね」
「先輩がそんな可愛い顔してるから、キスしたくなっちゃうんですよ」
「こんな風に……」

彼は言いながら、“あなた”の頬に触れ、再度“あなた”の唇に自分の唇を重ねた。

「あっ、耳まで真っ赤になってる。……もしかして照れてます?」

「もう、知らない!」

「すみませんってば! もうしないから、ねっ?」

“あなた”が顔をぷいっと横に向けると、彼は慌てて言う。そんな彼を可愛いな、と“あなた”は内心思いつつも、そんな素振りは微塵も見せなかった。

「……今回だけね」


 


“あなた”はくすりと笑うと、彼を見た。

今回の更新はここまで!

次回の更新をお待ちください☆

※製作上の都合等により、実際に収録される内容とは異なる場合があります。予めご了承ください。
【SAMPLE入り】キャララフ【トリミング入り】

2017年2月22日発売予定
大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ
年下彼氏とスケートデートのあとで♡編

出演:吉村カートマン
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