【かれピロ】年下彼氏とクリスマスに♡編 Cheese!さまシナリオ公開(1)
- 2016年12月22日
- 大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ
ドラマCD「大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ:年下彼氏とクリスマスに♡編」 Cheese!スペシャルトラックのシナリオ公開を更新!
今回もHayami先生が読みやすく書き換えてくださっています☆
彼は“あなた”の部屋にやって来ると、キッチンで立ったまま、グラスの水を飲み干した。
「最近忙しかったみたいだね」
「まあな。忙しいっつーか、1月って、挨拶回りだの新年会だの、そんなのばっかだろ? 体力的にっていうより、さすがに気疲れしてきたかも」
「今年に入って先輩と一緒にいられたのなんて、元旦だけだし。マジで死ぬかと思った」
彼の言い方が面白くて、“あなた”はくすりと笑う。
「笑いごとじゃねーって……。先輩は、俺と会えなくて嫌じゃなかったのかよ」
「そりゃあ、私だって嫌……だったけど」
「だろ? 就職して、自立すればもっと先輩といられると思ったのに、現実は厳しいよなー」
「あ……いい匂い。そっか! 今日はメシ作ってくれるって……。悪い……。待たせちまってた、よな?」
作り終えた料理の匂いに気が付き、彼は申し訳なそうに言う。
「ううん、ちょうど出来たところなの」
「そっか、よかった……。俺、すげー腹減ってるわ。もう食べられる?」
「もちろん。スーツの上着脱いだら?」
「やった。……そこのハンガー借りるな」
彼はスーツをハンガーにかけると、近くにあったポールハンガーにかけた。
“あなた”はその間にてきぱきと料理の乗ったお皿をテーブルに並べていく。
料理を全て並べ終えると、“あなた”と彼はソファに腰をかけた。
目の前にはテーブルに乗った料理がいくつも並んでいる。
「おお……スゲー。なんかレパートリー増えてね? ヤバイ……。俺、感動してる」
「あんまりうまくできなかったけど……」
「何言ってんだよ。料理得意じゃねーとか言いつつ、こんだけ作ってくれてさ……。嬉しい。ありがとな」
予想外に褒められて、“あなた”はつい俯いた。
「なに、その顔。照れてる? ……可愛すぎ」
「なんつーかさ……先輩って、俺を喜ばせる天才」
「……なにそれ」
“あなた”は照れ隠しでつっけんどんに答える。
「ホントに。あ、酒も出してくれたんだ?」
「飲みたいかなと思って」
テーブルにあるお酒とグラスを見て、彼は嬉しそうだった。
「うん、一緒に飲めるのが最高」
「はあ……すっげーいい匂い。シチュー、どれくらいぶりだろ……。もう食べていい?」
“あなた”が頷いたのを見て、彼は両手を前で合わせる。
「んじゃ……いただきます!」
彼はウキウキした様子でスプーンを手に取った。
今回のシナリオ更新はここまで!
次回更新と発売日を楽しみにお待ちください!
※製作上の都合等により、実際に収録される内容とは異なる場合があります。予めご了承ください。
2016年12月24日発売
付録特典CD付!月刊Cheese! 2017年2月号
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