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【かれピロ】年下彼氏とクリスマスに♡編 シナリオ公開(3)

ドラマCD「大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ:年下彼氏とクリスマスに♡編」シナリオの公開を更新!

今回もHayami先生が読みやすく書き換えてくださっています☆

 

彼のスマホが着信を知らせる。けれど、彼は電話に出ようとはしなかった。
友人かららしいが、最近はあまり会えていないという。


「ホント、思うようにいかないことが多くてさー。時々、自分が不甲斐なくなるっつーか……。あーーっ! 早く仕事できるようになりてー!」

“あなた”は彼の頭を優しく撫でた。

「……ガキ扱いすんなよなー。ったく、先輩くらいだよ。未だに俺の頭撫でんの……」

「彼女の特権ってやつ?」

「彼女の特権ねえ……。……別にいいけど」

彼は“あなた”の言葉に納得したように言った。

「ね、なんか手伝うことない?」

“あなた”はあらかじめ持って来ていたエプロンを付けると、彼の顔を覗き込む。

「あれ、エプロン持ってきてたんだ? ……いいな」

「え?」

彼がぽつりとつぶやいた言葉を“あなた”が聞き返すと、彼は恥ずかしそうにぷいと顔を横に向けた。

「あ……な、なんでもない! そうだな。手伝ってもらうにも、大体できてるし……。じゃあ、このレモン切ってもらっていい? こう、くし形に……」

「くし形って?」

知らない言葉が出て来て、“あなた”は問い返す。普段、料理をしていないので、咄嗟に理解することは難しかった。

「ほら、よく居酒屋で唐揚げとか頼むとついてくるレモンの切り方だよ」

彼に言われて、取り敢えず、“あなた”は半分にレモンを切った。しかし、その後の切り方がわからない。“あなた”が思案していると、彼が“あなた”の手元を覗き込んだ。

「じゃあ、俺の言う通りに切ってよ」
「まずはレモンを縦半分に切って、切り口を上に向けて三等分に。あー、そのままだとあぶねーから手はこうな。……そう。で、両端を切り落として……この真ん中にある白いとこを切る」

「できた!」

彼の言う通りに包丁を入れると、いびつながらもレモンのくし切りが出来上がっていた。

「おし、大変よくできました」

「……バカにして」

「馬鹿にしてねーって。俺、先輩が料理できなくても、食う専門でも気にしないから」
「だって、料理すんの嫌いじゃねーし。先輩が美味そうに食ってんの見るのも、楽しーんだよな」

笑いながら言う彼に、“あなた”は拗ねたように口を尖らす。

「……でも、こうやってくっつきながら一緒に作んのもいいかも」

彼に甘く囁かれ、“あなた”は思わずきゅんとする。

「先輩ってさ、なんかほっとけないんだよなあ。最初はしっかり者の美人って感じだったけど、人のことばっか気にして、自分のことなんか後回しになっちゃって……。そういう不器用なとこ、可愛くてたまんねー」

「何それ……」

「これでも褒めてんだって」


 

彼は屈託なく笑って見せた。

 

今回のシナリオ更新はここまで!

次回更新と発売日を楽しみにお待ちください!

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2016年12月21日発売予定
大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ
年下彼氏とクリスマスに編

出演:斧爆弾
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