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【かれピロ】年下彼氏とクリスマスに♡編 シナリオ公開(2)

ドラマCD「大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ:年下彼氏とクリスマスに♡編」シナリオの公開を更新!

今回もHayami先生が読みやすく書き換えてくださっています☆

 

料理をしている彼の声が聞こえて、“あなた”はキッチンへと行き――。


「これで、よしっと」

「何作ってるの?」

「ふふん……それは、あとでのお楽しみ。ところで先輩、少しは料理の腕、上がった?」

「うっ……」

彼に聞かれて、“あなた”は言葉に詰まる。あまりされたくない質問だった。

「その感じだと、まだまだ苦戦中ってとこか」

「もう!」

図星をつかれて、“あなた”は唇を尖らせる。

「先輩のこと心配してんだって。俺も学生の時みたいに、すぐ作りに行ってやれないから……。少しは自分で作れねーと……」

“あなた”は彼にこれ以上何も言わせないようにするために、彼の唇を自分の唇で強引に塞いだ。

「……ん……っ……」

少し驚いたような表情を浮かべた彼は、“あなた”の唇をそっと離すと、呆れたように口をへの字に曲げた。

「……。キスなんかじゃ誤魔化せねーからな。マジで心配してんだぞ? 仕事、相変わらず忙しいんだろ?」

「うん、まあね……」

バツが悪そうに“あなた”は視線をそらす。

「……頑張り過ぎなんだよ、先輩は。どんな時でも笑顔で、愚痴も滅多に言わねーし、残業ばっかしてるし……」

「……ごめん」

心配ばかりかけていることが申し訳なくて、“あなた”は俯いてつぶやくように言った。

「あっ、謝んなよ! 別に責めてるわけじゃなくて……。ああ、クソッ。うまく言えねーな」
「一生懸命頑張ってる先輩ってカッコイイんだけどさ。やっぱ無理してほしくねーから……」

「ありがとう」

彼の優しさに“あなた”は微笑んだ。

「俺の方こそ、忙しいのにありがとな。今日だって、無理やり時間とってくれたんだろ?」


 

彼の気遣う言葉の数々が“あなた”の胸の奥を温かくしていた。

 

今回のシナリオ更新はここまで!

次回更新と発売日を楽しみにお待ちください!

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2016年12月21日発売予定
大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ
年下彼氏とクリスマスに編

出演:斧爆弾
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