【かれピロ】同い年彼氏と終電を逃した夜に♡編 シナリオ公開(4)
- 2016年02月27日
- 大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ
お待たせいたしました☆
ドラマCD「大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ:同い年彼氏と終電を逃した夜に♡編」シナリオ公開を更新しました☆
“あなた”の髪にトリートメントを施した後、彼は丁寧に洗い流し始める。
彼の手が優しく“あなた”の髪や頭に触れる度、気持ち良さから、うとうとしそうになった。
彼がタオルドライを始めて、ようやく“あなた”は睡魔から抜け出したものの、どこか夢現(ゆめうつつ)だった。
「よし。これでおしまい」
「ありがとう」
「お疲れ。椅子おこすぞ」
“あなた”が頷くと、彼はシャンプーチェアを起こした。
「手貸して」
「手?」
彼の言っている意味がわからず、“あなた”はきょとんとした表情で彼を見上げた。
「今日は特別だ……俺が席まで案内してやる」
“あなた”は嬉しそうに笑顔で頷くと、彼の手に自分の手を重ね、立ち上がる。
そのまま、彼と“あなた”はカットをするために鏡の前にあるスタイリングチェアへと向かった。
「そういえば……仕事、落ち着きそうなのか? 今日も、少し残業してたんだろう。あんまり無理するなよ? ……身体が辛いなら、今日のカットもキャンセルしてくれて良かったんだぞ」
「うん、でも大丈夫だよ。凌に会いたかったし……」
「……まあ、会いたかったのは俺も同じだ。この一カ月、すごく長く感じた……こんなに長く会えなかったのは、久し振りだからな」
彼が自分と同じことを考えていてくれたことに、“あなた”はどこかほっとしていた。
自分だけが寂しかったわけでも、自分だけが彼に会いたかったわけでもなかったのだ。
「そうだ。仕事が落ち着いたらどこか旅行に行かないか? 泊まりが難しければ、日帰りでもいい。たまには、お前とゆっくり過ごす時間がほしいんだが……遠出は難しそうか?」
「いいね、行きたい!」
「よし、決まりだな」
彼は嬉しそうに微笑むと、立ち止まった。
「はい、この席座って」
彼はスタイリングチェアを“あなた”が座りやすいように回す。
“あなた”が座ったのを確認すると、彼は鏡に向き合うように再度スタイリングチェアを回した。
彼は脇に抱えていたカットクロスを“あなた”にかけながら、口を開く。
「どこか行きたいところはあるか?」
彼の問いに何も思いつかなかった“あなた”は、首を横に振った。
「そうか……。じゃあ、箱根で温泉なんてどうだ?」
彼の提案に“あなた”は大きく頷いて見せた。
今回はここまで!次回の更新は【 3月1日(火) 】を予定しています!
楽しみにお待ちください♪
※製作上の都合等により、実際に収録される内容とは異なる場合があります。予めご了承ください。
2016年4月27日発売予定
大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ
同い年彼氏と終電を逃した夜に♡編
出演:皇帝
ご予約はこちら
ステラワース限定版のご予約はこちら