【ブーケ】禁断情事:お義兄(にい)ちゃんと義妹(いもうと)キャストインタビュー公開☆
- 2016年06月10日
- bouquet
今回は、お義兄ちゃんと義妹に出演の佐和真中さんのインタビューを掲載します!
■ 様々なキャラクターとダミーヘッドマイクで、ドラマはよりリアルに
――まずは収録を終えてのご感想をお願いします。
佐和真中さん(以下、佐和):今回もダミーヘッドマイクを使わせていただきました。シチュエーションドラマCDでは珍しいですが、他の登場人物もいて、より立体的で映画のようなドラマになったのかなと思っています。他の共演者がいることが楽しかったですね。今までは他のキャラクターがいても喋っていないことが多かったですから。
――確かに、珍しい試みだと思います。そんな中で本作の聴きどころはどこでしょうか?
佐和:今回のシチュエーションは義理の兄妹ということで、僕の演じた涼太がその中でも妹が好きなことを隠している、葛藤している姿や心情を聴いていただきたいですね。それに対して心の広い友人や家族の存在の大きさがいい効果を生んでいます。僕だけではなく、他のキャラクターの活躍もぜひ注目していただきたいですね。特に最初のあたりのみんなでワイワしているシーンは楽しかったです。
――演じる上で気を付けたポイントはありましたか?
佐和:普通の男女の関係ではないので、兄として気安く接しているときと、自分の本当の気持ちを隠して接しているときがあって、同じように妹を可愛がっていても違う芝居になるように気を付けました。ダミーヘッドマイクは立体的に聴こえる性質なので、細かいところをしっかり作らないとリアリティーを感じてもらえなくなってしまうんです。
――ダミーヘッドマイクでの収録となると、演技も普通の収録と変わったりするのでしょうか?
佐和:心の動きなどはあまり変わりませんが、目の前にあるマイクをキャラクターに見立てて話しかけるので、テレビやパソコン、CDデッキなどを挟んだ向こうにいる方を意識するのではなく、イヤホンなどで聴いている方に直接話しかけるように意識しなければいけません。そういった意味で表現の方法は変わってきますね。ダミーヘッドマイクを実際の耳だと思って話しかけています。
――涼太の魅力はどんなところだと思いますか?
佐和:彼は親が再婚して、家族が増えたことを受け入れられなかったんです。そこでずっといじけ続けるのではなく、妹が自分のそばにいることを通じて、妹が寂しがっていること、自分も寂しかったことを気づける優しさは魅力ですね。そうやって自分のことを救ってくれた、自分の家族になってくれた妹を愛してしまったことに苦しんでいたんだなと。その優しさゆえの葛藤は演じながらも感じていました。
――ところで唐突ですが、今回のCDは「禁断情事」がテーマになっていまして、佐和さんの好きな禁断シチュエーションがあればお聞きしたいのですが……?
佐和:禁断シチュエーションですか?(笑) なんだろう? 人間と人間じゃないものの関係とかいいなとは思いますね。ロボットとか異形のものとか。そういうのは禁断系でもワクワクしてけっこう好きかもしれないですね。
――男性だったらインキュバス(夢の中に現れて性交を行う男性の悪魔)とかいますしね。
佐和:そうですね。なんなら、僕はドラマCD「淫魔:オレ様な誘惑・ワンコな誘惑」で淫魔を演じたことありますから(笑)。
――確かに!(笑) 今後『禁断情事』シリーズで追加されて欲しい、演じてみたいシチュエーションなどはありますか?
佐和:みなさんのニーズに合っているかはわかりませんが、浮気した男をいじめまくるCDとかどうですか? 女性側がすごく愛していたがゆえに浮気した男性にお仕置きして、自分がどれ程悲しかったかわからせて改心させるみたいな。男性側がドM系のCDって、男性のほうに非がなくても女性側に迫られちゃうものが多い印象なので、逆に一方的に男性側が悪いのはどうなるんだろうなって思ったんです。なんとなくの思いつきですが……(笑)。
――では最後に、今回のドラマCDの発売を楽しみにしているみなさんへメッセージをお願いします。
佐和:今回は義理の妹と義理の兄の関係性を演じさせていただきました。涼太と妹だけでなく、その他のキャラクターも登場することで連鎖反応や化学反応が生まれている作品です。聴いている方も一緒に心を動かしていただいて、彼らが選ぶ道を見守っていただければなと思っています。
――ありがとうございました!
商品紹介
2016年7月27日発売予定
禁断情事:お義兄(にい)ちゃんと義妹(いもうと)
出演:佐和真中 ほか
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