【ブーケ】禁断情事:お義兄(にい)ちゃんと義妹(いもうと) シナリオ公開(4)『イイ恋してる?』
- 2016年05月23日
- bouquet
7月発売のドラマCD「禁断情事:お義兄(にい)ちゃんと義妹(いもうと)」のシナリオ公開を更新♪
脚本を担当してくださった「正海春人」先生が小説風に書き換えて下さってますよ☆
お義兄(にい)ちゃんと義妹(いもうと)キャスト
涼太 :佐和真中
小宮 充:八王子タカオ
神塚高司:椎名優
父 :お代官.様
母 :西野玖海
■シナリオ公開Part4『イイ恋してる?』
「そこのカーノジョ。一人? 今ひま?」
学校帰り、待ち合わせの駅でお義兄ちゃんを待っていると明るい声が飛んできた。
声音は変わっていたけど、それが誰のものなのか、すぐにわかった。
小宮さんだ。
「あれ、気づいた? 帽子被ってたからわかんないと思ったんだけど……」
「わかりますよ」
プレイボーイという噂があっても彼の軽快な口調と笑顔は、壁を壊すような力がある。
「なんか小宮さんって、いつも楽しそうですよね」
「……うん、毎日それなりには楽しいよー。君は? イイ恋してる?」
「…………」
その質問は私の口を閉ざさせた。
俯く私に小宮さんは、何かに納得した様子で小さく呟いた。
何だったのかと思ったのも束の間、小宮さんは私の心を見透かすような目を向ける。
「……君は何に悩んでるの?」
小宮さんの声のトーンが変わった。
本気で心配してくれているのかもしれない。それでも私は迷っていた。
すると小宮さんの目が優しいものに変わって――。
「じゃあ、年上のオニイサンからアドバイス」
「……抱え込むだけが強さじゃないよ」
――小宮さんは誰にも言わない。
直感的にそう思って私は口を開いた。
「……好きになってはいけない人を好きになったら、どうしますか?」
私の問いに、彼は茶化すこともなく今まで見たことのない真剣な表情を浮かべた。
「……この世に好きになっちゃいけない相手なんて、俺はいないと思うよ。本気の恋ってさ、世間体もモラルも無視して突っ走りたくなるものでしょ?」
「小宮さんもそんな恋、してたんですか?」
まるで経験してきたような口ぶりだった。
だからそう尋ねたけど、その時にはもういつもの笑顔を浮かべていた。
今回の更新はここまで!
次回の更新は【 5月28日 】を予定しています!
お楽しみに☆
※製作上の都合等により、実際に収録される内容とは異なる場合があります。予めご了承ください。
商品紹介
2016年7月27日発売予定
禁断情事:お義兄(にい)ちゃんと義妹(いもうと)
出演:佐和真中 ほか
ご予約はこちら
ステラワース限定版のご予約はこちら
お義兄ちゃんと義妹 Story
ある日、両親の旅行で義兄と2人きりで留守番をすることになった“あなた”。
2人きりで過ごせることを楽しみにする“あなた”だったが、義兄が深刻な様子で
親友の神塚に何かを相談しているのを目撃する。
2人きりの夜。食事の後、すぐに部屋に入ってしまう義兄。
一緒にいたい“あなた”は『一緒にアイスを食べよう』と部屋を訪ねるが、
しばらくすると義兄は神塚の家に行くと言い出す。
寂しそうな“あなた”を説得して出ていこうとするが……。
「俺の気持ちも知らないで……」
ついに抑えていた積年の想いを“あなた”にぶつける義兄。
押し倒された“あなた”は義兄の愛を知ることになる。
「本当にごめんな……」
“あなた”の耳元で聞こえてくるのは「謝罪」と狂おしいほどの「愛」の言葉だった――。
お義兄ちゃんと義妹 ステラワース限定版 Story
――「映画の続きと俺との続き、どっちがいい?」
想いが重なってから数日後。
朝寝坊する義兄の部屋に忍び込む”あなた”。
起こされた義兄は“あなた”と映画を見ようとするが、
部屋着姿に“あなた”に我慢できなくなる。
下には両親がいるが、義兄の行為はエスカレートして……。
「俺の声に弱いなんて嬉しいな……」
義兄に新しい弱点を見つけられて攻められる――。
連動購入特典 Story お義兄ちゃんと義妹Side
――「お前以外、考えられないから……」
ある日、両親の目を盗んで体を重ねていた2人。
義兄は“あなた”とこのまま秘密の関係で終わらせたくないと話す。
これから先も“あなた”と一緒にいるために、“あなた”を幸せにするために、
両親に打ち明ける決心をしたという義兄だったが……。
「決定的な場面見られてるんだから……言うことは一つだよ」
抱き合っている場面を見られてしまった義兄は選んだ行動は……。