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【かれピロ】年上彼氏と初めてのおうちデートで♡編 シナリオ公開(2)

アンダルシアさん出演!
大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ:年上彼氏と初めてのおうちデートで♡編のシナリオ公開を更新です☆

今回もHayami先生が読みやすく書き換えてくださっていますよ~☆


他愛ない会話をしながら、彼はスマホをパンツのポケットから取り出した。

「あ、これ知ってたりする?最近ハマりそうなのが『だるだるねこ』ってやつでさ。 
 えっと、こないだ撮ったのがあったはず……。
あ~、あった。これなんだけど」

「あ可愛い!」

“あなた”は彼のスマホを覗き込みながら小さく声を上げた。

「だよね~!? このだる~っとしてやる気のない感じがいいんだよ。
こういうの、好き?」

「はい」

笑顔で答える“あなた”に彼は嬉しそうに頬を緩めた。

「それじゃあ、次のデートは雑貨屋巡りしよっか。で、疲れたらカフェでパンケーキ食べたりすんの」

「楽しみです!」

「うん、俺もすっごく楽しみだよ。
……あ。プリン、食べよっか?」

彼は手土産に持って来たプリンを箱から取り出すと、“あなた”に“あなた”の好きなカスタードプリンとスプーンを手渡す。

「いただきます」

「はい、どうぞ。俺も食ーべよっと」

“あなた”と彼はほぼ同時にビニール袋を開け、プラスチックのスプーンを取り出して、プリンの蓋を開けた。

「……はむ。……!? 何これ、うま~っ!
塩キャラメルのプリンって初めて食べたけど、マジで美味い。
俺、これハマるかも」

「ん~……美味しい!」

「そっちも美味しそうだね。こっちも食べる? 交換しよっか?」

「どうぞ」

“あなた”は自分の食べているプリンをスプーンにすくうと、彼の前に差し出した。

「えっ!?」
「……食べさせてくれるの?」

「あ…こういうの嫌、ですか?」

驚いたように“あなた”を見つめる彼に、“あなた”はスプーンを持った手を引っ込めようか一瞬悩む。

「い、嫌だなんて、そんな、違う、違うよ!?
むしろ、ありがたいっていうか、嬉しいっていうか……その……」

「?」

「いやその……なんて言えばいいのかな……。
君に食べさせてもらえるのはすごく嬉しいんだけど、
そういうのしたことないから、照れちゃうっていうか……
なんかかっこ悪くて……ごめん……」

「……」

“あなた”は顔を赤らめて、彼から視線を外した。

「もう……。なんで君まで赤くなってんの?」

「だって……なんかかわいくて」

「かわいいって……それ、俺が言いたいよ……。
……。あのさ、さっきの、もう一回お願いしてもいい?」

「……はい」

“あなた”はもう一度、彼の口の前にプリンの乗ったスプーンを差し出す。

「あ~……ん……。
うん……。こっちも美味いね……」

彼は嬉しそうにはにかんだ。


 

発売まであとすこし!
楽しみにお待ちください☆

 

ジャケ写(仮)

2017年4月26日発売
大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ
年上彼氏と初めてのおうちデートで♡編

出演:アンダルシア
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