【かれピロ】年上彼氏と初めてのおうちデートで♡編 シナリオ公開(1)
- 2017年04月5日
- 大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ
大変おまたせ致しました!
年上彼氏と初めてのおうちデートで♡編のシナリオを公開です☆
今回もHayami先生が読みやすく書き換えてくださっていますよ~☆
“あなた”は彼がやって来るのを自分の部屋で待っていた。待ちきれなくて、思わずスマホで時間を確認する。そろそろ、来てもおかしくない。そんな時、不意にインターホンが鳴った。
「こんにちは~」
「いらっしゃいませ」
玄関のドアを開けると、“あなた”は笑顔で彼を出迎える。
「ちょっと迷っちゃった。遅くなってごめんね」
「うち、わかりにくいですよね」
“あなた”は申し訳なさそうに彼を見上げた。
「や、実は俺、結構方向音痴っていうか……」
彼は苦笑しながら、後ろ手で玄関のドアを閉めると、小さく振り向いて鍵を閉めた。
そのまま、彼は黙ったまま、辺りを見回す。
「……」
「あの……?」
“あなた”は彼に不安げに声をかけた。
「ああ……えっと、すごく綺麗にしてるなあって思ってさ」
彼から意外な言葉が戻ってきて面食らう“あなた”に、彼は優しく微笑みかけると、靴を脱いでスリッパを履いた。
“あなた”と彼はリビングへと歩いて行く。
“あなた”は彼に背を向けて、少し照れたように口を開いた。
「お掃除、頑張っちゃいました」
「そうなの? 普段から綺麗にしてそうだけどなあ。キッチンもピッカピカだし、なんかいい匂いするし……」
「え……?」
「……!? ううん。何でもない。女の子の部屋って、あんまり入ったことないから緊張しちゃってさ」
「そうなんですか? 意外かも」
言いながら、“あなた”と彼はリビングのソファに腰を下ろした。
「アネキの部屋も実家しか知らないし…。
って、え? ちょっと待って。意外って何? 俺って、女の子の家に出入りしまくってるような、軽い男に見えるってこと!?」
「……。少しだけ……」
「えー!? ホントに!? ショックだー……!確かに『軽そう』って言われることもあるけど、君にまでそんな風に思われてたなんて! はあ……」
いつもより大きな声で驚く彼は、本当にショックを受けているように見えた。
「あ、あの……」
「いいんだよ……。俺、こんな見た目だしね。勘違いされても仕方ないかあ……」
「ち、違うんです! あのっ……」
彼のつく溜め息に“あなた”は困り顔で慌てて否定する。
「……ふふっ、なーんてね! 冗談だよ、冗談。 全然凹んでないから安心して。よく言われるからもう慣れっこだよ」
「それに、俺のことを本気でそんなヤツと思ってたら、付き合ってくれてないでしょ?」
彼の冗談に“あなた”は心底安堵した。
発売まであとすこし!
楽しみにお待ちください☆
2017年4月26日発売
大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ
年上彼氏と初めてのおうちデートで♡編
出演:アンダルシア
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