【かれピロ】年下彼氏とお買いものデートのあとで♡編　シナリオ公開（７）

お待たせいたしました☆
ドラマCD「大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ:年下彼氏とお買いものデートのあとで♡編」シナリオ公開を更新です☆

今回もHayami先生が読みやすく小説風に書いて下さいました♪

“あなた”はランジェリーショップの前に着くと、店内に入ろうとした。けれど、隣にいる彼を見ると――。

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「とうとう着いちゃった…………」

彼は緊張した面持ちで足元を見ている。どうやら、色とりどりのランジェリーを見るには、まだ勇気が足りないようだった。そして、大きく深呼吸をすると、意を決したように口を開く。

「……よ、よし。入ろう！」

緊張している彼をよそに“あなた”は涼しい顔をして、店内に足を踏み入れた。彼も一緒に入るものの、気まずそうにまだ俯いている。

「…………………………」

「颯太、どんなのが好きとかある……？」

「えっ、僕？　ぼ、僕は、そうだなぁ……。正直、君がつけてるならどんなのでも……って……何言ってんだろ…………。うーんと……派手なのよりは、大人しい感じのほうが好き、かな……？　黒よりは薄いピンク、みたいな…………？」

「じゃあ、こんなのはどうかな」

掛けられているランジェリーの中から、“あなた”は可愛いと思った商品を手に取り、彼に見せた。

「んー、うん。それ、可愛いと思うよ……」

しかし、彼は俯いている。よほど恥ずかしいらしい。

「見てないでしょ」

冷静な“あなた”の言葉に、それでも彼は俯いたままだった。

「いや、見たよ？　見た見た。チラッとだけど…………」

「エッチのときはあんなに見てるのに」

“あなた”の鋭い一言に彼はたじろぐ。

「うう……エッチのときは二人きりだから大丈夫なんだよ。あと、君を気持ちよくさせようって必死だし！　でもさ、こういう場所だと、なかなか……」

「もう、ちゃんと見てよ」

「わ、わかった。ちゃんと見る……。…………」

彼は気まずそうに顔を上げると、“あなた”の持っているランジェリーに視線を向けた。

「あー……うん、そうだね。似合ってるよ。……でも多分、その柄だったら、ピンクより水色のほうがいいのかも……？　ほら、そこに色違いあるみたいだし……」

言われて“あなた”は同じ柄の水色のランジェリーも手に取る。

「へえ、君ってそのサイズだったんだ……。って、ああいや、ごめん、何も見てないよ。見てない、うん……」

しどろもどろになりながら、彼は言う。

「じゃあ、こっちにしようかな？」

「うん……。それのほうが、君らしくて可愛いと……思います…………。…………っ～～～～～！！　……ああっ、ごめん！　もう限界！　僕、お店の外で待ってるね……！」

彼はそれだけ言い残すと、急いでショップの外へと出て行ってしまった。

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今回はここまで☆次回更新は【　2月8日　】を予定しています♪

発売まで、楽しみにお待ちください☆

※製作上の都合等により、実際に収録される内容とは異なる場合があります。予めご了承ください。

2016年3月23日発売予定
大好きな彼とＨして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ　年下彼氏とお買いものデートのあとで♡編
出演：あさぎ夕
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