【かれピロ】年下彼氏とお買いものデートのあとで♡編 シナリオ公開(6)
- 2016年01月29日
- 大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ
お待たせいたしました☆
ドラマCD「大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ:年下彼氏とお買いものデートのあとで♡編」シナリオ公開を更新です☆
今回もHayami先生が読みやすく小説風に書いて下さいました♪
彼と一緒に歩いていると、突然、彼が足を止めた。そこは有名なチョコレートショップで――。
「――あ、ねえ。そこのお店のチョコ、この間もテレビでやってたよ。何回か食べたことあるけど、やっぱり美味しいよね~」
「ここの店舗は、チョコレートドリンクも売ってるんだよ」
「えっ。ここの店舗、チョコレートドリンクも売ってるの!? うわあ、おいしそう! ねえ、休憩がてら一緒に飲まない?」
“あなた”が頷くと、彼はメニューの書いてある立て看板を食い入るように見た。“あなた”も彼の隣でメニューを覗き込む。
「ふふっ、やったー。僕は何味にしようかなー……。普通に、ミルクチョコにしようかな? 君は?」
「私は……抹茶!」
「抹茶、いいね! じゃあ頼んじゃおう」
彼はそう言うと店内に入り、カウンターの向こう側にいる店員さんに声をかけた。
「すみません。……ミルクチョコと、抹茶のドリンクを一つずつ」
「お金、払うよ」
「いいよ、いいよ! さっきも言ったでしょ? バイト結構入れられるようになったって!」
彼は言いながら、財布からお金を出すと、“あなた”の分まで払ってしまった。
しばらくすると、店員さんは二つのドリンクをカウンター越しに差し出した。
「ありがとうございます。……はい、君はこっちね!」
彼は店員さんからドリンクを受け取ると、抹茶味の方を“あなた”に手渡した。
「ありがとう!」
「ちょうど空いてるし、そこのベンチで飲もっか」
彼の視線の先にはオシャレなデザインのベンチがあった。“あなた”と彼はベンチに腰をかけると、ドリンクに視線を落とす。
「じゃあ 、さっそくいただきます!」
彼はそう言うと、ごくごくと飲み始めた。
「…………。うん、甘くて美味しい! 上にのってるクリームを混ぜると、最高だね。抹茶はどう?」
「抹茶も最高!」
“あなた”はストローを口から離すと答える。
「そっか。ね、一口ちょうだい?」
言われて“あなた”は彼に自分のドリンクを差し出した。
「ん……。……あっ、こっちもいいね。さっぱりしてるし、これならずーっと飲んでいられそうだなぁ……。あれ? ……ふふっ。君、口の端にクリーム付いちゃってるよ」
ドリンクを返そうとした瞬間、彼は“あなた”の顔を覗き込んで言った。
「うそ、どこどこ?」
「あー、待って待って、そのまま!」
「え?」
彼の言葉が理解出来ずに“あなた”は一瞬動きを止めた。
「……僕が、こうやって取ってあげたいの!」
「…………んっ」
彼は“あなた”に近付くと、軽く唇の端にキスをした。
突然の出来事に“あなた”は目をぱちくりとさせ、ゆっくりと彼の方を見る。
「……ふふっ。びっくりした?」
「人前だよ!?」
「だって、したくなっちゃったんだもん。大丈夫。一瞬だったし、誰も見てないって! ………………」
窘める“あなた”に彼は居心地が悪そうに、ひたすらドリンクをストローでちゅーちゅーと飲んでいた。
今回はここまで☆次回更新は【 2月5日 】を予定しています♪
発売まで、楽しみにお待ちください☆
※製作上の都合等により、実際に収録される内容とは異なる場合があります。予めご了承ください。
2016年3月23日発売予定
大好きな彼とHして腕まくらでピロートークされちゃうシリーズ 年下彼氏とお買いものデートのあとで♡編
出演:あさぎ夕
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