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【ブーケ】禁断情事:先生と生徒 ステラワース限定版シナリオ公開(1)『久しぶりのデート』


8月発売のドラマCD禁断情事「先生と生徒」、ステラワース限定版のシナリオ公開を更新♪

脚本を担当してくださった「正海春人」先生が小説風に書き換えて下さってますよ☆

先生と生徒キャスト

<本編出演>
杉原祐也:四ツ谷サイダー
谷口 明:絢瀬 零士
羽瀬冬一:背脂増々
真澄加奈:逢
滝本康介:常磐 周平

<ステラワース限定版出演>
杉原祐也:四ツ谷サイダー

<連動購入特典出演>
杉原祐也:四ツ谷サイダー
谷口 明:絢瀬 零士
羽瀬冬一:背脂増々
真澄加奈:逢


Part.1『久しぶりのデート』

ある休日、私は先生のマンションを訪ねた。先生の家に来るのはこれが初めてじゃない。
部屋番号を呼び出すと「今開ける」と優しい声がした。自動ドアが開いて、心逸るままに私は先生の部屋に急いだ。

「いらっしゃい。待ってたよ。上がって」

玄関が開くと先生は優しい笑みで私を部屋に入れた。いつもより甘い表情をしているのが、なんだかくすぐったい。

「まったく……迎えに行くって言ったのに、結局1人で来るんだから」

先生も今日を心待ちにしていてくれたのだろうか。慎重な先生が車で迎えに行くと言ってくれたのも、そういう思いがあったのかもしれない。
心が温かくなって思わず小さく笑うと、先生は首を傾げた。

「そこ、笑うところ?」

「だっていつもは先生の方が気をつけなきゃって言ってるのに」

「……っ、そう、だったね。ははっ……君と会えると思って、少し浮かれていたのかも」

気恥ずかしそうな声が響いて、そっと先生の手が私に伸びた。宝物を抱きしめるように優しい熱が私を包む。

「こうして君に触れるの……久しぶりだな。急に相談したいことがあるって言われたときはびっくりしたけど……」

先生の言う通り、今日は久しぶりのデートと呼べる時間だった。相談もそうだけど純粋に先生との時間も欲しかった。
私たちはあの噂が出てからある『約束』を交わしていて、会える時間はほとんどなかったから。

「そうそう、試験、どうだった?」

先生に近づきたくて必死に勉強だって頑張っていたのだ。答えなんて決まっている。

「ばっちりか……さすがだな。じゃあ相談は授業のこと?」

私が頷くと先生は納得したように呟く。

「なるほど……まあ、試験も終わったし、通常の授業の部分を教えるくらいなら、問題ないか……と言っても、授業もあと2回くらいだけど」

私たち学生が学校に来るのは、個人差はあるものの数える程度しかない。
先生がもうすぐ卒業だね、と言うからなんとなく感傷的な気分になった。私はそれを隠して小さな愚痴を漏らしてみる。

「卒業ギリギリまで勉強させるのは先生くらいです」

「ははっ、そうかもね。ギリギリまでの授業は嫌?」

嫌なはずない。先生を好きになったのは、私たちに向き合ってくれる先生を好きになったから。生徒の立場のまま、先生をずっと見ていたいという気持ちだってあった。

「先生の授業は、やっぱり好きです」

「それは教師としては光栄だな」

「……今日も教えてくれますか?」

「うん、構わないよ。ずっと個人で教えてあげることは避けていたし……今日くらいは。でも、最初は自分で頑張ってみよう」

優しくて、でも甘やかすことはない。
こういうところも好きだけど、今日みたいに久しぶりだと甘えたくもなる。小さく駄々を捏ねるように「わからないから頼ってるんです」と唇を尖らせた。

けれど先生はすぐに含みのある言葉でコントロールする。頬に熱が集まって私はすぐに前言撤回した。

「も、もう少し自分で頑張ります」

「ふふっ、偉い。ちゃんとできたらご褒美あげるから。がんばろう」


今回の更新はここまで!
次回更新を楽しみにお待ちください!
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2016年8月24日発売予定
禁断情事:先生と生徒
出演:四ツ谷サイダー ほか
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