【ブーケ】禁断情事:先生と生徒 シナリオ公開(12)『ねえ……いい? めちゃくちゃにしても……』
- 2016年08月4日
- bouquet
8月発売のドラマCD「先生と生徒」のシナリオ公開を更新♪
脚本を担当してくださった「正海春人」先生が小説風に書き換えて下さってますよ☆
先生と生徒キャスト
<本編出演>
杉原祐也:四ツ谷サイダー
谷口 明:絢瀬 零士
羽瀬冬一:背脂増々
真澄加奈:逢
滝本康介:常磐 周平
<ステラワース限定版出演>
杉原祐也:四ツ谷サイダー
<連動購入特典出演>
杉原祐也:四ツ谷サイダー
谷口 明:絢瀬 零士
羽瀬冬一:背脂増々
真澄加奈:逢
Part.12『ねえ……いい? めちゃくちゃにしても……』
「いいよ、後ろ向かなくて……このまま挿れるから。足、少し抱えるよ……」
ブラインドの隙間から差し込む光で教室は温かみのある色になっていた。普段は生徒の声で賑わう教室も、今はいやらしい音と愛の言葉がその色の中に溶けていく。
向かい合って足を抱えられて、ぬるりとしたその場所に熱いものが押し当てられた。徐々に入り込んでくるそれは、快楽の壁を滑るから、私は声を出さないように口を手の甲で抑えた。
「んっ……は、あ……全部入った……。この体勢、すごくエロいよ……繋がってるとこ、見える……」
耳元をなぞる声の方がよほど官能的だった。先生の吐息が耳にあたって、更に疼いてしまう。
先生が腰を打ち付ける度に私のその場所は刺激されて、切なく先生のそれを求めた。
「っ……は、あ……くっ……今日は、やたら締め付けるな……そんなに焦らした……んっ……つもりは……はぁ……なかったんだけど……」
私を煽るように囁いて、欲しがるようにその熱で何度も貫く。私の弱い場所は全部把握しているから、今度は足をそっと下されて後ろを向かされた。
「んっ……はぁ……あっ……このまま、激しく突いたらどうなるのか、試してみたいな……んっ……」
後ろから貫くと、先生は再び耳元で囁いた。私が耳も弱いことを知っているから、わざと尋ねてくる。
「ねえ……いい? めちゃくちゃにしても……」
「や……耳元で言わないで」
「それは……んっ……お断りしようかな……耳、弱いの知ってるし……。勿体無いでしょ……攻めないなんて……はぁはぁ……ん……俺で……俺だけで壊してあげる……」
何度も何度も激しく中をかき回されて、打ち付けられて私は熱のこもった声が漏らした。
「っ、はぁ……ああ……っ…………んっ……ふ……は、あ……辛そうだね……イキたいの、我慢してる……?」
そう尋ねる間も先生の腰は休むことはなくて、水音を響かせる。
「いいよ……我慢しないで……一緒にイこう……っ……」
先生は私の体を気遣うように椅子を引き寄せて、座った。
繋がったまま再び揺さぶられると椅子の軋む音も交じってくる。それは私たちの求め合いの激しさをものがたっていた。
「はぁはぁ…………っ、ぁ……くっ……もう、もちそうに……ない……っ…………君、は……?」
もう無理だと告げると先生の勢いは増して、絶頂は同時に訪れた。
互いの吐息だけが教室に残る。
息を整えた先生は、私をきつく抱きしめて囁く。
「愛してる……。もし、誰かがこの恋を罪だと言ったとしても、俺はその罪だって被る……」
そう言うと先生はもう一度深く私に口づけた。
それは誓いのような切なく甘いもので、私も応えるようにキスをした――。
年齢だけで言えば問題のない私たち。それでも『学校』という場所に身を置いている以上、私たちの関係は世間から見たら『罪』になる可能性だってある。
だからこそ、私も先生もこの想いに覚悟を持たなければならない。それを確認し合うキスは、優しくてとても温かいものだった――。
今回の更新はここまで!
次回更新を
楽しみにお待ちください!
2016年8月24日発売予定
禁断情事:先生と生徒
出演:四ツ谷サイダー ほか
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